作家なりきり合宿:伊豆の落合楼へ下見見学ーその1
- 2013/10/8
- 編集日記
7月から月1で東京で開催してます、
「一生使える文章力養成講座」
受講生の皆様の宿題の総復習&フォロー対策として、
大人の修学旅行的に楽しめ、
参加者の皆様のつながりを深められるような企画を考えました。
その名も「作家なりきり合宿」
日程は11月29(金)、30(土)
場所は、伊豆の天城湯ヶ島にあります、老舗旅館、
「落合楼」です。
(↑画像は、落合楼様のHPより拝借させていただきました)
名付けたのは、明治の思想家、山岡鉄舟。
田山花袋、島崎藤村、梶井基次郎、宇野千代、
萩原朔太郎、北原白秋
……といった文豪が滞在して、執筆したという
由緒ある宿なんです。
詳細とお申し込みはこちら↓↓
http://kokucheese.com/event/index/115685/
☆受講生以外の方もお申し込みできます。
10/5の雨の中、「一生使える文章力養成講座」の事務局を
してくださり、問題解決コンサルタントの大谷更生さんと
「落合楼」の下見見学に行ってきました。
この合宿を開催するきっかけを作ってくださり、
計画を立ててくださっています、
「落合楼」の営業企画の大井祐子さん。
「一生使える文章力養成講座」の受講生さんでもあります。
大井さんが第4回賢者の会に参加していただいたことにより、
どんどん企画が進行しています。
第4回賢者の会→http://www.kenjabook.com/2013/04/30/第4回賢者の会:「メディア活用のすすめ」と「/
懇親会→http://www.kenjabook.com/2013/04/30/公私混同な懇親会から新プロジェクト生まれる!/
「落合楼」では、希望者に旅館の文化財を案内する催しを開催しているようです。
宿泊者は、無料。それ以外の方は、1050円で見学ができます。
何気なく見てる、このガラス↑
正面から見ると、普通のガラスに見えるのですが、
ちょっと斜めから見ると、波がうっています。
いわゆる手作りガラスだとか。
もうこのガラスを作れる人はいないそうです…。
そうゆう話しを聞いてしまうと、ちょっと恐いですよね。
なので、見学ツアーを宿泊日の初日にやると、
壊さないか心配であまり眠れない人もいるとのこと。
でも、「落合楼」のすごさを知ってから宿泊したほうが
高級気分を味わえ、文豪っぽいかも。
私は、初日に聞きたい派かな。
見学ツアーに参加して思ったことは、「落合楼」はとても工夫された造りで、
オリジナリティがある建造物だと思いました。
なぜ、そう思ったかというと、
1本も釘を使われておらおず、全て「宮大工」のような方法で建てられているようです。
大黒柱はなく、全て土台から軒まで通ったつなぎ目のない、通し柱のみ。
しかも写真の柱は、シタンの木。
3cm伸びるのに、100年かかるそうです。
ということは、この柱は何千年も前のもの??????
大広間
お部屋の周り、1周全部窓があります。
この造りは、日本でも「落合楼」だけだそうです。
工夫がされています。(平ではなく削ることにより、ホコリがたまりにくくなる)
指でさわったら、ほこりがついてなくてビックリ!!
階段は着物を着ても、負担なく足が上がれる高さ。
大股にならないで済む、階段の幅。
明治の人たちの足のサイズの平均は23cmだそうです。
わかりにくいですがこちらは↑
北原白秋さんが描いた、雀がダンスをしている絵。
楽しんでダンスしている雀もいれば、悲しそうにダンスしている
雀もいました。