困っている人を助けることで、ハッピーになることを教えてくれる絵本

「エディターMaikoの読書日記」

今回ご紹介するのは、絵本。
この本は、先日のお誕生日パーティでもてなしてくださいました、
日本読書療法学会会長の寺田真理子さんが訳したそうです。
ただいま、第18回日本絵本賞読者賞にノミネートされてるとのこと。
投票はこちらです。
http://dokusyokansoubun.jp/ehon/index2.html

タイトル:『なにか、わたしにできることは?』
文:ホセ・カンパナーリ 絵:ヘスース・シスネロス 訳:寺田真理子
発行:西村書店

ojisan

この絵本の主人公は、毎日が不安で不安でたまらないおじさん。

毎日、朝食をとりながら、
おじさんは新聞を読む。
一字一句、たんねんに。
そこには、全身がふるえあがるような記事もたくさんある。
おじさんは不安でたまらない。
シャワーをあびても。
仕事をしていても。

そんなおじさんが、

「なにか、わたしにできることは?」

と、言葉を発することにより、
次々と困っている人に遭遇。

そして、困っている人たちをおじさんが助けていく。

そうしたことを続けていくうちに、
おじさんに変化が起こりはじめる……物語。

詳しくは、絵本で。

ちょっと大人向けの絵本ですが、
とても大切なことを気づかせてくれると思いました。
絵本なので、文は短くシンプル。
けれども、鳥肌たっちゃうくらい、ジワーッと、心が温まりました。

単庫本を1冊読むのに比べ、すぐに読めてしまうのが
絵本のいいところ。

不安になったら、
『なにか、わたしにできることは?」
と、言葉に発してみることもいいかもしれませんね。

変化が起こるかもです!

なお、寺田さんが絵本を出版した頃の記事はこちらです↓↓

http://gao-kai.com/index.php?eid=677
http://gao-kai.com/member/?eid=148

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