お馴染みかどうかわかりませんが、この本。
夏川賀央の
『成功しちゃう
「人脈」はじつは公私混同ばかり』
(ナナブックス)
ですね。
2008年の11月に発行されて、
当時はなかなか評判もよく。
講演の依頼なども受けました。
そういえば200人くらいを前にした
悪夢のようなのもありましたねえ(苦笑)
5月19日の日曜日に、
第5回目の「賢者の会」を
開催させていただきますが、
再び原点に戻るような気持ちで
「人のつながりと自分力」
というテーマを今回は掲げようと思います。
というのも、2008年に
この本を書いた段階から現在。
当時述べていたような
「公私混同的つながり」
の重要性を非常に夏川、
感じているからなんです。
というのも、
たとえば出版関係ということを考えても、
先日は小さな出版社から、
大手の雑誌社に転職した編集さんから、
珍しく文芸関係の仕事をいただきました。
現在の私の、
いちばん大きなクライアントさん
……といえば、
じつは昔いた会社。
エージェントしていただいている
アップルシード・エージェンシーさんは、
そのころからのつながりです。
「賢者の書店」
を一緒にやっている藤原は、
自分が2社目の会社員時代からの縁。
エディターの渡邉は、
静岡と「賀央会」を立ち上げたときから
スタッフ参加しています。
「賢者の会」には、
電子出版が縁でつながった方も多いのですが、
そのなかに混じって、
佐藤富雄先生のセミナー講師をしていたときから
仲良くしている方もいる。
東京で開催しているのに、
静岡とのつながりで知り合った方もいる。
おまけにかつてこの本をつくった
編集者さんもいたりする……(笑)
変化する時代のなかで、
「じぶん」というのは、
つねに一定ではありません。
確かに私の仕事内容も変わってきたし、
境遇も変わってきた。
今や「売れている作家さん」とは、
とても言えないのですが、
それでもこうして
「賀央さんのやってることは面白い」と
変わらずに共鳴してくださる方がいる。
これは何より変化の激しい現代に、
力強いことだと思うんですね。
「ただ何となく好きな相手だからとか、
面白いことを閃いたときに、
たまたまそこにいた相手だったとか、
偶然に出会って妙に話が一致したとか……。
自分の目標や、仕事にとっての必要性と
まったく別に人間関係がつくられる。
だからその関係も、ビジネス目的なのか、
ただ会って楽しんでいるだけなのだか、
よくわからない関係です。
でも、そうした“よくわからない”人脈が、
結果的に“成功しちゃう”ための
基盤になることが往々にしてあるのです」
本からの引用ですが、
再び原点に返るような気持ちで
掘り下げてみたいですね。
なお「賢者の会」は
16:30〜18:30、
「ルノワール会議室ニュー銀座店4号室」
にて開催します!
(会費はドリンク付き2000円)
参加希望の方は、
info@kenjabook.jp
に連絡ください。