いまリーダーが頭に入れておくべきこと

夏川(中川)が編集協力させていただいた本が
発売されましたので、
紹介させていただきます!

吉越浩一郎さんの著書、
一流の上司、二流の上司
という本。
三笠書房より1365円で発売ですね。

吉越さんといえば、そう。
トリンプ・インターナショナル・ジャパン
という下着メーカーの社長を務め、
19期連続増収増益という快挙を成し遂げた
凄腕のリーダーですね。
「平成の名経営者100人」に
選ばれたこともあります。

現在もメディアや講演で大活躍していますが、
本書はそんな吉越さんが語る、
「上司たちの教科書」
と言える本ですね。

非常に本書はわかりやすいんです!

というのも、
ふつうのリーダー(二流の上司)は、
こんなふうにマネジメントをする。
その一方で、
素晴らしい結果を出すリーダー
(一流の上司)は、
こんなふうにマネジメントをしている
……と、
本全体が明確な対比になっています。

・一流の上司は「部下に信頼されようとする」
・二流の上司は「部下に好かれようとする」

・一流の上司は「全体最適を優先する」
・二流の上司は「部分最適を優先する」

・一流の上司は「最後まで部下に任せる」
・二流の上司は「結局、最後は自分でやる」

・一流の上司は「できる方法を探す」
・二流の上司は「できない理由を探す」

こんな感じですね。

とくに重要なことはサブタイトルにある
『リーダーは「語る」な、「実行」せよ』
という部分にあるような気がします。

というのも、
最近の上司に向けた本というのは、
巧みに言葉がけをして、
部下を持ち上げたり、喜ばせたり
……といったことばかり。
働きやすい環境はできるかもしれませんが、
一方で結果はなかなか出ない。
これ、上司としてはやはり「二流」なんです。

リーダーはどんなときも、
部下を率いて、
会社が与えた目的を達成するのがその仕事。
結果をきちんと出すことによって、
部下もちゃんと育っていきます。

上司は教師でもなければ、
コーチでもありません。
部下にやるべきことを実行させ、
正しくスピーディに判断し、
働くことへの手応えを与えていく。
だからこそ信頼される存在になるんです。

必要なことはすべて本書にある。
……ということですので、
「上司」という立場にある方は
ゼッタイに読んでおく本と思いますよ!

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