3月30日、東京の三田にて
第14回目の「賢者の会」を
開催させていただきました!
お集まりくださった皆さま、
本当にありがとうございます!
今回、講師を務めてくださったのは、
プロのライターである
安藤智子さん。
考えてみれば私も、
同業の仕事をしている方の文章講座
……というのを、
あまり聞いたことがありません。
果たして他の方が、
どんなふうに仕事をしているのか。
興味津々で聞かせていただきました。
「作家」として
「三田文学」の冒頭を飾る小説にも挑戦している安藤さん。
ただ、最初から
「作家やライターになろう」
と努力をしたわけでなく、
たまたまリライトの仕事を引き受けたことから、
文章を書くコツを身につけ、
プロになったということです。
確かに私自身も、
そもそもライティングスキルというのは、
出版社で編集の仕事をしながら
身につけたもの。
編集の仕事には企画づくりもありますが、
「他の人の文章を直す」ことも、
もちろん嫌というほどやるわけです(苦笑)
でも、プロの文章に生で触れ、
しかもその文章に手を入れていく
……という作業は、
文章を学ぶ際の近道かもしれませんね。
セミナーでは「リライト用の課題」も
用意していただき、
非常に実践的なワークを体験できました。
自分もやってみようかな。
ただ、大切なのは継続すること!
じつは
「ライティングの幅をもっと広げたい」
ということで安藤さん、
ベテランとして数々の執筆を
すでにしているにも関わらず、
40代を過ぎてから、
慶応大学に行き直している
……というんですね。
その経験から、現在は流行の
ライトノベルの編集作業にも
かかわっているそうです。
なるほど、自分のつくってきた型に
保守するのでなく、
つねに新しいものを学び、
技術を進化させる姿勢こそが
一番大切なことなのかもしれませんね!
これからの活躍も、
とても楽しみな方です(笑)