夏川訳『茶の本』が発売になりました!

久々、夏川賀央の本の
書籍の新刊が発売ですね。

『武士道』に続く、
英語で書かれた日本人の名著の
現代語訳。

岡倉天心さんの
茶の本』ですね。

致知出版社さんの
「いつか読んでみたかった
日本の名著シリーズ」第7弾として
1512円で発売です。

今回は「101分で読める」ということ。
武士道より57分手軽ですので、
そちらが大変だった方にも
今回はお得かもです(笑)

「日本人の心のふるさとを
知るための書。
推薦します。」
という直筆の推薦文をいただいたのは、
裏千家大宗匠の千幻室さん。
利休の系譜に連なる
前家元の大変な方です。
本当にありがたいことですね。

そう、この本、
別に茶道の本ではありません。

1906年に天心さんが、
「日本人とはこういう民族だ」
ということを世界に向けて発信した本。
原題は『Book Of Tea』ですが、
ニューヨークで発売されるや
ベストセラーになりました。

今でも『武士道』と並び、
「世界で最も読まれる日本人が書いた本」
の一つでしょう。

そこに描かれた、
「日本人のふるさと」とは何なのか?
本書には私たちの原点となる
様々な要素が含まれています。

・なぜ日本人は、質素を好むのか?
・なぜ日本人は、芸術を愛するのか?
・なぜ日本人は、自然を愛するのか?
・なぜ日本人は、平和を愛するのか?
・なぜ日本人は、結果でなく、
過程に重きを置くのか?
・なぜ日本人は、お茶を愛したのか?

岡倉天心さんが見出した答えは、
今、21世紀の読者が読むと
「日本人が失ってしまったもの」を
思い出させます。

強いだけでなく、
本当の意味での「優しい心」を
持っていた日本人。

いま私たちは、
そこに回帰すべきときに
来ているのかもしれませんね!

 

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