編集協力をさせていただいた本が
発売になりました。
『面白いように「話し上手」になれる本』
(三笠書房・知的生きかた文庫、本体590円)
「話し方研究所」の所長も務めていた、
櫻井弘先生の本ですね。
すでに
『「話す力」が面白いほどつく本』
『「話し方」「伝え方」ほど人生を左右する武器はない!』
など、このジャンルで
ベストセラーを量産している
「話し方入門」のプロフェッショナルの方。
最近はテレビなどにも、
よく出演されているようですね。
本書は、単に「話せばいい」でなく、
「会話」や「雑談」が、
テーマになっています。
なんでも、
「それを教えてほしい」
という依頼は、
いま企業などで非常に多いんだそうです。
どうしてかというと、
「日常会話の機会」というのが、
この日本ではかつてに比べ、
ガクンと減っていたりするんです。
つまり日常のオフィスで、
あまり雑談をする場はない。
みな、時間ギリギリで来て、
就業になると、とっとと帰ってしまいます。
それでプライベートでも、
コミュニケーションはむしろ
ラインやメールのほうが多かったりする。
すると「リアルで話す」のは、
みんな苦手になるんですね。
人間が生きていくためには、
やはり「会話」を避けるわけにいきません。
しかも気心の知れた人のみならず、
仕事であった人や、交流会で会った人など、
未知な人と会話する場面は、
必ずあるんです。
そうすると、
一体何を話せばいいんだろう?
……ということになりますよ。
かつてなら、
グループの中に会話上手がいて、
その人を参考にする形で、
皆がコミュニケーションを磨いていた。
いまはそういう人がいない。
ならば「話し上手」の模範例を
本書で示そう!……というわけです。
いきなり本書の冒頭には、
「話し上手のベスト7」
というのがありますね。
7位 プラス発言で終わらせる
6位 「ど」の法則
5位 「一問二答」にする
4位 挨拶の前にひと工夫
3位 ひと呼吸の時間を意識する
2位 選択肢をつくる
1位 左目を使う
ここから先はぜひ本書をですね。
ベストセラー支持されるテクニックを
ぜひ堪能ください。
ちなみに本書は
『相手の心をグッとつかむ話し方』
という単行本を改筆して、
新たに文庫化したものになります!