第48回・賢者の会:自然に触れて五感に集中する
- 2017/2/27
- 賢者の会
飯倉で第48回賢者の会を開催しました。
参加してくださった皆様、誠にありがとうございます。
今回の講師は「五感・ダイアログCAMP/よるの森のハイキング」の河村智行さん。
いつもの賢者の会は室内で開催ですが、
自然のエネルギーで脳を活性化することを体感してほしいということで、
特別に前半は飯倉の会場近くの芝公園でワークをやってくださいました。
詳しくはこちら➡︎http://gao-kai.com/index.php?eid=2658
賢者の会の常連である大田昌仁さん主催のネイチャーランドオムの合宿に何度か
参加させていただいことあります。
そこで河村さんのワークを2回ほど受けたことがあるんです。
森の中をウォーキングして、そのあとは自分の好きなところに寝転がって、
風や鳥、葉っぱなどの音やニオイ、空気から感じる体感覚など、
五感で感じることに集中するワークです。
昼と夜の両方を体験したのですが、とても気持ちがよく、
それ以来、静かな公園などへ一人で行った時は、
五感のワークを試すことはあります。
流石に、都内の公園で寝転がったりはしないですけどね(笑)
大都会の芝公園で、河村さんはどんなワークを繰り広げてくれるのか、
とても楽しみでした。
それなのに、ちょうど東京マラソンの日と重なってしまい、
芝公園ではチアリーディングや和太鼓、フラメンコ、子供達がかけっこしたりと、
大賑わいの状態。こんなガヤガヤした状態で、ワークができるのかちょっと心配でした。
最初は芝丸山までゆっくり歩いて、足で地面のボコボコや木の枝を感じて、
脳を活性化するワーク。
自分たちでは気づきませんが、大田さんが撮影してくれた写真を見てみると、
ちょっと怪しい集団です(笑)
五感や歩くことに集中していると、段々周囲の声などが気にならなくなり、
芝丸山に近づいてくると次第に人が少なくなり、
都内なのに、森を歩いているような気分に。
頂上に着く頃には、頭がスッキリしていました。
その後は、目をつぶって五感を感じながら歩き、
自分の好きなところでレジャーシートを敷いて、
寝転がったり座ったりして、瞑想するワーク。
私は荷物番をしていたので体験できなかったのですが、
参加者のみなさんに感想を聞いてみると、
「まっすぐ歩くのが難しかった。体のバランスの悪さに気づいた」
とおっしゃっている方が多く、自分の健康状態にも気づくようです。
あとは、いろんなところにレジャーシートを敷いて試してみたけど、
「大きな石の上に座っているのが一番良かった。抽象的だけど、中心になりたいのかも」
と言っている方もいました。
私がオムで寝転ぶ時も気分によって寝転がりたい場所は違いましたし、
寝転びやすさとか、直感的に決めたような気がします。
余計な声や音が聞こえない状態になると、直感力も磨けるかもしれません。
ワークが終わった後は、飯倉の会場まで歩きましたが、
梅や東京タワーを間近で見られて、とても良かったです。
飯倉の会場に着いてからは、河村さんが講義をしてくれました。
森林ワークはリラックスできることもそうですが、
新しい閃きやアイデアが沸き起こったりと仕事でも能力を発揮できるそうです。
都内もいいですが、
森の中の方がより脳を活性化することができると思いますので、
興味のある方は河村さんに連絡してみてくださいね。
河村さん、賢者の会のために芝公園で下見から準備、ワーク、講義まで
していただき、本当にありがとうございました。
後半は、「のび太でも売れます。」の著者である、
酒井晃士さんに「2017年の抽象的な目標」を考えよう!というテーマで
講義していただきました。
時間が押してしまった関係でかなりタイトな講義時間になってしまいましたが、
隣同士で抽象的な目標を言い合いました。
普段の会話では、何気なく「こんなことやりたいなぁ」と抽象的な目標を言っていると
思いますが、いざ言ってくださいと言われると思いつかないものですね。
「お金持ちになりたい、学校に行きたい、カッコよくなりたい、中心になりたい」とかそんな感じでいいと思うのですが、それが
「いまやりたいことに近い」ということだそうです。
抽象的な目標って、直感的に思ったことだと思うので、
その目標を聞いた相手は突っ込んで質問をしていけば、目標を叶えられやすくなるワークでした。
目標を立てるワークというと、具体的に考えるイメージでしたので、
「2017年の抽象的な目標」を考えようは、新感覚ですね。
酒井さん、ありがとうございました。
ブログ掲載させていただきました、綺麗な写真は、
大田さんと山村さんが撮影してくださいました。
いつもありがとうございます。