「賢者の会」にも、
何度か参加くださいました。
曹洞宗のちょっとPOPなお坊さん。
でも、ちゃんと永平寺で
修行されているんですよ。
寺澤善雄さんの
『いいことがたくさん起こる
ひとり坐禅』
という本が発売になりました!
三笠書房の王様文庫から、
本体650円で、本日発売!
私も編集に協力させていただいています。
何よりこの本を読むと、
おそらく誰もが
「坐禅してみようかな?」という
気持ちになるでしょう。
というのも、坐禅っていったら、
普通は「修行」ですよね。
「足が痛い……」なんて感じていると、
後ろから棒で叩かれたりする……。
でも、本書で寺澤さんは、
「椅子に座ってやってもいい!」
「1日15分でいい!」
……とまで言っているんです。
そのうえで、悟りを開くどころか、
「楽しい未来」を想像する。
それでいいのか?
いいんですね。
詳しいことは
本書を読んでいただくといいのですが、
「坐禅とは世の中を達観するために
あるのではなく、
現実の世界で、手応えのある幸福を
つかむためにある」
というのが、そもそもの考え方。
なるほど、確かに最近は
「マインドフルネス」などといって、
冥想などで心をコントロールすることが
ストレスケアにつながると提唱されています。
でも、それだけでなく、
心を整理した状態で、未来のことを考える。
しかも禅の心持ちや、ハウツーを生かし、
豊かな心で気持ちよく
心を快の状態に持っていく……。
そんな話を聞くだけで
「いいこと」がたくさん起こりそうな
予感がしてきますよね。
実際、本書には「坐禅」を通して、
仕事を成功させたり、
恋愛を成就させたり……と、
本当に現世的な欲を叶えた方の例が
たくさん出てきます。
なるほど幸せになるためのノウハウが、
この国で発展してきた坐禅にあったとは、
まさに目からウロコ。
手軽な本なので、ぜひ読んでみてください!