リーダーに必要な、たった1つのこと
- 2020/2/9
- 読書日記
こちらの本の紹介です!
きずな出版さんから、1月18日に発売。
発売後すぐ、アマゾンでは総合100位以内に入っています。
☆
著者は居酒屋の「てっぺん」を創業したことで知られる
大嶋啓介さん。
現在は日本全国で講演をするかたわら、
有名な高校野球部のメンタルコーチなども引き受けています。
なので本書のオビを見れば、
阪神タイガースの矢野監督なども推薦されているからスゴい。
☆
そんな大嶋さん、
リーダーに必要なことは
たった1つでいいんだ……とおっしゃっています。
それが表題の「ワクワクしている」こと。
つまりリーダー自身が、その仕事を、チームの未来を、
あるいは人生を、楽しんでいなければしょうがない。
逆にいえば、細かなマネジメント論やスキルよりも、
ワクワクする心持ちをつくることが大切だ、ということです。
そんな破天荒なリーダー論が、いままであったでしょうか?
☆
けれども高校野球のチームに行けば、
大嶋さんは、すぐに感じるそうです。
勝てない……なんて苦しんでいるチームは、
だいたい監督が不機嫌なことが多い。
「みんなやる気がない!」とか、
「言ったこともできないのか!」なんて言いながら、
イライラして、怒ってばかりいる。
その不機嫌がチームに伝染していくから、
いつまでも結果が出てこない……。
会社組織も同じですよね。
☆
逆にリーダーが、あらゆることを楽しめるようになれば、
チームはまたたく間に変わっていきます。
でも、部下が結果を出していないのに、
ワクワクすることなんてできるのか?
やる気のない連中ばかり、
言うことを聞かない連中ばかり、
あるいはリーダーに逆らう連中ばかり……。
それでもワクワクすることなんてできるのか?
☆
これが「できる」んですね。
本書の中で大嶋さんは、
さまざまな実例を紹介するとともに、
たくさんのワークも挿入しています。
リーダーの方はもちろん、
これから自分が主体となって仕事をしていきたい
と考える人は
ぜひ一読されるといいでしょう。
たとえ困難を迎えていたとしても、
仕事をしている「いま」が楽しくなります!