[毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら]
こちらの画像、港区の覚林寺ですが、
つまりは「お祭り縮小」のお知らせです。
毎年、子どもの日をはさんで
このお寺、通称「清正公」では、
縁日がたくさんできる大きなお祭りがあります。
甥がまだ小さかったころは、
必ず遊びに来て連れていきましたから、
ブログでも結構、紹介してきました。
☆
ただ、コロナによる緊急事態宣言下で、
昨年は中止。今年も縁日はとりやめで、
今のところは「規模を小さくして行なう」ようです。
東京も緊急事態宣言がかかれば、わからないですけど。
☆
ようやくワクチンも始まった段階になって、
今度は変異型とやらで、
このウィルスも相当、意地悪ですよね。ホント。
なかなか再開できないイベント活動で、
私も「賢者の会」とか「サロン」とか、
そういうことをやっていた事実さえ
いつのまにか忘れそうになります。
逆に果たして、再開するとき、
どうやって始めたらいいんだろう(苦笑)
☆
けれどもいつも思うのは、現在のような状況って、
この世界ではたえず起こっているんです。
何年かスパンで起こることが、
たまたま2020〜2021年という時期に起こっただけ。
実際、私の人生を思い返しても、
日本では神戸で、東北でと、大災害がありました。
そのとき幸運にも私は当事者でなかったから、
ゼロから再出発することにはなっていない。
でも、世にはそれを余儀なくされた方が大勢いるわけです。
感染症だけに限ってみれば、
中世の頃のペストでは、世界人口の20%くらいの命が
失われています。
それに比べてコロナは軽いのも事実ですが、
多くの人がなんとか頑張ってこらえているのも、
医学が進歩し、情報の伝達網やインフラが整備され、
世界がかつて以上に協力関係を強化し、
助け合えるようになっていることが大きいんです。
そうは思えないかもしれませんが、
30年前くらいを考えれば
中国だのロシアだのの情報が入ってくること自体、
日本からはありえないことだったでしょう。
だから不幸にも災難にぶちあたった現在ですが、
周期的にやってくる大災害にしては、
私たちの被害も小さく済んでいることは事実であるわけです
☆
むろん、だからいいということはない。
大変な目にあった方も大勢いるでしょうが、
逆に余裕のある人も大勢いる。
あと少しもちこたえるためには、
余裕のある人がもう少し耐えて、
余裕のない人を支えてあげること。
「できないこと」ばかりに不満を言うのでなく、
「できること」をしっかり見つけて
助け合っていくことだろうなと思います!
いまはもう少し、がんばりましょう。
[コロナ後の未来へ]