画像、近くの大きな家の庭ですが、
見上げると、房になった赤い花がいっぱい。
花札にも描かれています。
「桐」の花ですね。
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このゴールデンウィークになろうかという季節、
昨年もブログに書きました。
ちょうど緊急事態宣言の最中、
東京の人間は不要不急の外出を避けてください
……ということで、せっかくGWも遊びに行けない。
でも、近所のふだん見ていない
視線の「上」を見上げるだけで
こんなふうに新しい発見はあるんだよと。
桐の花を紹介したんですね。
☆
1年経ち、結局、私たちは来たるべきGWに
同じ状況に至っています。
もう1年、相変わらずコロナには振り回され、
仕事は停滞したまま。
逢いたい人にろくに会えてないし、
やりたいことも、ほとんどできていない
という状況が続いています。
そう考えると、1年間ムダな
月日を過ごしてしまったのかなと
落ち込んでしまいそうになるわけです。
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でも、この桐の花です。
昨年と違って、
今年は「そろそろ咲くんじゃないかな」なんて
しばらく前から気にしていました。
お陰で新鮮な感動はなかったのですが、
「昨年と同じ」というわけではない。
些細なことですが、
1年間で学んだことの一部ではあるわけです。
☆
昨年と同じ、緊急事態宣言。
でも、ある程度ワクチンによって先が見え、
やることもだいたい理解している私たちは
1年前とは違います。
備えるべきことも、考えるべきことも
やっぱり1年前とは違う。
この停滞の1年でも、
成長している部分は確実にあるわけです。
そんな成長面をどれだけ生かせるか。
あともう少しで終わるコロナとの格闘期間です。
次のステージを見据えて
しっかり考えていきたいですね。
[公私混同の時間]