自分で使うために購入したのは、
初めてかもしれません。
こちら、オリンパスの「ボイスレコーダー」ですね。
この分野で、一番人気になっていました。
編集の業務で取材をする際、
当然ながら録音を行ないます。
私にとっては長年、ごく普通の仕事でしたが、
数年前まで「テープレコーダー」を使っていました。
理由は「回っていない」と、
本当に録音できているかが不安だから(笑)
「撮れてなかった」なんてことがあると、致命的ですからね。
実際、そんなことも昔はありましたし。
☆
ただ、「テープレコーダー」だとデータが残りません。
すべて文字起こしがパソコンで行なわれる現在、
カセットテープなんて、
どこの業者さんも扱ってくれない……。
でも私の仕事の場合、
たいてい文字起こしの手配は、
出版社さんに任せてしまうわけです。
自分が録音するのは、バックアップと確認のため。
それならテープでも全然、問題ありませんでした。
しかし、愛用のテープレコーダーが壊れると、
もはや新しいものはなかなか売ってない……。
そこでボイスレコーダーが必要になるのですが、
かなり高性能のものが、たいていはスマホに搭載されています。
スマホの問題はデータの抽出が面倒なことですが、
確認のためであればその必要はない。
なのでここ最近はずっと、
録音にスマホを使っていたんですね。
☆
ところが大きく変わったのは、コロナ禍において。
取材をリモートによって
遠隔で行なうことが多くなりました。
じつは「ZOOM」には録音機能もあり、
パソコンでも録音はできます。
ただ、案外とこれ、トラブルが起こりやすいんですね。
この2年くらい、
「撮れていなかった」ということが、
いろんなプロジェクトで、しばしば起こっています。
使い慣れないし、フリーソフトだし、
仕方ないのかもしれません……。
そこでバックアップデータの必要性が
かなり増してしまっている。
それなら自分で用意するのが一番だな……と。
今さらですが、自前のボイスレコーダーを購入しました!
さすが最新の機器です。
「録音しているよ」という表示をつねに表示しておけるし、
USBですぐデータを取り出せる。
これは結構便利ですね。
やっぱり新しい機器を購入すると、
いろいろ使ってみたくなるもの。
作家やライターには、まずアイデアを吹き込んで、
それを土台に執筆する人もいます。
ちょっとそういうスタイルも試してみようか……。
うまく活用して、仕事の幅も広がられたらですね。
[効率無視の仕事術]