画像は恵比寿の東口付近ですが、
やっぱりコロナの時期、閑散としています。
昔からのお店で残っているところは、若干ある。
でも、ほとんどのお店は新しくなり、
いまはお弁当屋さんばかりが
ずっと連なっている状態でした。
やっぱり外食業、きついですねえ。
☆
でも、本当にキツいのは、たぶんこれから。
というのも、今はまだ
補助金があったり、融資が受けられたり、
協力金が得られたりと、
細々とやっていく手段はあるのかもしれない。
でも、コロナ後になると、
一気に競争、淘汰の時代になってくるわけです。
持続可能な売上に見合う分の
お客さんを確保できたところしか、
生き残ることはできないですよね。
☆
先日、面白かったのは
「Uber EATS」の配達員さんが
間違って家のベルを
鳴らしたことがありました。
「いや、頼んでないですよ」
「えっ、違うんですか?」
「どこの家ですか?」
「花子さん(仮称)です」
誰よ……。それ。
注文したことがないから知らなかったのですが、
個人情報の保護のため、
Uber EATSではお客さんの名字を知らせず、
名前だけでやりとりを行なうんですね。
それでは案内のしようがない。
でも別に、本当はここに
第三者が絡む必要なんてないのかもしれない。
ようはネットコミュニケーションの時代、
配達する側、あるいはその向こうのお店と、
お客さんの間に関係性ができていればいい。
おそらく配達員さんは、相手にメールなどで連絡をとり、
すぐに料理を届けたでしょう。
☆
大勢の集団に属する「誰か」を
お客さんにするのではなく、
個別の人とダイレクトにコミュニケーションをとり、
その人に合ったサービスをしていく。
今、求められているのは、そういうやり方。
すると、たくさん並んでいるテイクアウト店も、
どれだけ個別の「買ってくれたお客さん」と
コミュニケーションをとり、
コロナ後にまで関係性を保っていられるかが
じつは重要になるのかもしれません。
これまでとはまったく違う思考が
お店にも求められるのでしょうね。
別にそれはお店に限った話しではない。
あらゆる業界に言えることだと思います。
本当にいろんなことを、私のような仕事でも
試していかなければいけないんだろうなぁ……。
気が重いけど。
[効率無視の仕事術]