「どうせ自分なんて……」と思うようになったら

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今日は夏川が読んだ本の紹介ですが、

このコロナ禍にあって

非常に売れている本だそうです。

心理カウンセラー・山根洋士さんの

「自己肯定感低めの人」のための本

(アスコム)というもの。

 

自己肯定ができない……。

なるほど、コロナの感染が広がり、

みんな「自分の思うようにことが進まない」

という状況に陥ってしまいました。

 

何だか「自分よくやってる!」とか、

「うまくいっているぞ」という手応えのようなものを、

今は持ちにくいのかもしれませんね。

本書によれば、「自己肯定感」とは、

「自分はありのままでいい、

生きているだけで価値がある、という感覚」だとのこと。

 

それが低くなってしまうと、

「自分には価値がない」

「どうせ自分なんて……」と

自己存在そのものに納得が持てない

危険な状態になります。

 

確かに現在、

あらゆる仕事にコロナによる

緊急事態宣言の影響がかぶさり、

自分の実力をアピールする機会は

減っているかもしれない。

 

でも、「価値が落ちた」とか、

「存在理由が薄くなった」なんていう人は

どこにもいない。

すべてそう思わせるのは、

潜在意識下で自分をおとしめている

心の「ざわつき」のようなもの。

 

本書ではそれを

「メンタルノイズ」と読んでいますが、

それを理解することによって、

何ができなくても、自信がなくても、

ポジティブにはなれなくても、

自分がいることを否定しなくて済むようにはなる。

 

気持ちをラクにし、

毎日を生きやすくするために

本書の知恵は重要かもしれませんね。

 

[常識転換の読書術]

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