画像は近くにある公園の木々ですが、
梅雨入りした後の、新緑。
でも、このどこかにウグイスがいるんです!
同じような投稿を、
私は春先にしたような気がします
家は東京の港区ですから、
毎年ほとんど、ウグイスなんてやってきません。
でも、今年は「ホーホケキョ」の声。
珍しいな!……と
戻ってきた自然に感動しました。
☆
ところが一体どういうことなのか?
このウグイスたちが、
梅雨入りした6月になっても
いまだ近所で鳴いているんです。
しかも、こんな森のあるところだけではありません。
つい先日も、家の軒先で
大絶叫しているヤツがいました。
あまりのやかましさに、
漫才ブームの頃の誰かを思い出したくらい(笑)
でも、6月に東京で鳴いているウグイス。
今年は何が起こっているのだろう?
☆
調べるとウグイスは「渡り鳥」ではなく、
「留鳥」と呼ばれる鳥の仲間です。
ふだんは山などの高地にいますが、
3月からころに町などに下りてきて、
そこで豊富な食料をとり、産卵をしたりする。
子育てを終え、
だいたい4月には戻っていきます。
ところは下りてきた環境がよかったりすると、
「しばらくここにいるか」と、
6月、7月、8月と、
居ついてしまうことはあるらしいですね。
でも、そんなに今の東京は
ウグイスが住みやすい環境なのか?
気候が特別に涼しいかといえば、
そんなことはない気がします。
ただ、今年に限ってで特別に言えるのは、
やはりコロナ禍で人の活動が少ないことでしょう。
私たちは毎日のように
「緊急事態宣言下で、東京の人の出が増えています」
なんてニュースで聞くから、
あまり人間活動の低下を意識しません。
ところが確実に少なくなっている車の交通量や、
飲食店で出るゴミの量が減り、
そこに集まるカラスも減る。
公園などで遊ぶ子供たちも減っています。
そうした状況の積み重ねが、
ひょっとしたらウグイスの住みやすい東京を
つくっているのかもしれません。
いいことなのか、悪いことなのか、
少し微妙ですが。
いずれにしろセミの声と
ウグイスの声が重なったりしたら、
それはそれでスゴいのかもしれない。
もう少し彼らには、
この地でねばってもらいたいですね。
[公私混同の時間]