4年目の豆大福

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フェイスブックの過去の投稿を見ると、
昨年もその前の年も
同じような写真が投稿されていました。
それが「前大福」の写真……。

ただ、いつもなら
近所の和菓子屋さんのものが多く、
大福だけでなく豆餅もあるのですが、
今回は簡単にコンビニの豆大福になってしまった。

これ何かといえば、父親の大好物。
17日に4年目となる命日を迎えていたんですね。

簡単になってしまったのは、
ついつい忘れてしまっていたから。

考えてみれば、コロナのお陰で
もう2年くらいお墓参りもできていません。
金沢ですからね。
仕方ないのですが、何だか少し
「お前、大切なことを忘れてない?」と
怒られているような気持ちになりました。

同じように、
「長いこと故郷に帰っていないな」
なんていう人は、多くいるかもしれません。

「コロナだから仕方ないよね」と、それを口実にして、
実際はめんどくさいことを、ただ避けているだけでないか?

これは親戚関係だけではないですよね。
コロナ禍をきっかけに、
会社にも行かなくて済むようになってきたし、
希薄な人間関係がどんどん淘汰されていった。

それを一部には、「無駄が排除された」とか、
好きな人としか会わなくてよくなり、
ストレスが減った……なんて喜ぶ声もあります。

確かに効率的にはなったかもしれませんが、
本当はストレスのある人間関係と対峙しながら、
困難を突破して、新しいことを実現していくのが、
仕事の醍醐味だったのではないか。

そういうのを一切排除して、
ストレスなく家でテレワークしていると、
どんどん思考は「隠居者」のようになっていきますよね。

そう言うのも、今日は久々、
副社長とリアルで打ち合わせし、
いろんな意見交換をしてきました。

その結果、お陰さまでサイトは少しだけ復活。
まだプレ段階ですが、
ここから新しくまた、自分の発信を続けられます。

考えてみれば、最後の最後まで
現役であろうとしていた父親でした。
意見は合わないことが多かったのですが、
最後まで自分の足で歩き、
自分の頭で自分の生き方を決めようとした態度は
立派だったと思います。

せめてそれには負けないように。
来年に向けてまだまだ
面白いことを考えていきましょう。

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