伝えるならちゃんと伝えてほしい、津波のこと
- 2022/1/16
- できる人研究所
深夜の1時過ぎにテレビを見たら、
すべての番組が中断して
津波の情報を発信していました。
一番高いところで1メートルを超えたくらいですが、
特に南国諸島の沿岸に津波が押し寄せていたそうです。
どこのテレビでも、
「沿岸にいる人は、すぐ避難してください」
とのことでしたね。
民放まで一律にこれをやる必要があるのか?
さまざま議論はあるでしょうが、
何といっても私たちには2011年の経験があります。
「ああ、津波が来るのね」なんて舐めていたら、
一斉に流されてしまうこともある。
潮の流れによって
どんな高さになるかわからない怖さがあるわけです。
「津波は怖い」
これが結論ですよね。
だから大騒ぎするのは、
それはそれで正しいことなのでしょう。
ただ、それだけたくさんのメディアが
情報を発信しながら、
どこも、そもそも火山の噴火が起こった
トンガのほうの話をしないのが、
妙に気になったりもします。
だいたい日本に
1メートルくらいの津波が来ている状況で、
現地では何が起こっているのか?
「王室なども避難している」なんて言われていますが、
詳しいことはどこも伝えていない。
わからないのかもしれませんが、
「日本に20センチの津波が来たら大変だけど、
他国は別に沈んでもいいよね」
なんてことはないですよね。
情報を伝える側の人も、
そのことに関心はないのだろうか……?
もちろんリアルタイムの情報は大切ですが、
いついつに噴火が起こって、
そこから発生した津波によって、
どんなふうに被害が起こっているのか?
何時間もかけて伝えるなら、
同じことを繰り返し伝えるのでなく、
もっと広く情報を教えてくれてもいいのではないか
……という気はしました。
まあ、そういうのも、
昔の友人がトンガに縁があって
毎年のように度々、訪れている経緯があります。
しばらく連絡はとっていないけど、大丈夫だろうか?
ラグビーや相撲など、
日本との縁の深い地域ですからね。
無事であることをお祈りします!
画像はトンガの海です。