ブログ220123 お天道さんに従って
- 2022/1/22
- できる人研究所
本日から東京では、
「まん延防止措置等重点措置」が始まりました。
都のホームページを見たところ、一般向けのお願いに関しては、
・不要不急の外出は自粛すること
・混雑している場所は避けること
・県をまたぐ移動は控えること
・ただし関係者全員がPCR検査で陰性ならば特例がある
そんな感じのようですね。
2月13日までの予定で行なわれるそうです。
ただ、感染力では最強だけど、毒性は弱いオミクロン株です。
テレビを観ていても、
今回ほど賛否の分かれることはなかったかもしれませんね。
確実にわかっていることは、次のようなことでしょう。
・2回目ワクチンを打っている人間であれば、
重症化リスクは、ほとんどない
・ただ感染者や感染の疑いのある人間があまりに広がり、
現状、医療体制や社会インフラが
従来どおりに維持できなくなる危険性が増している
・重症化リスクがないとはいえ、
高齢者、基礎疾患のある人、ワクチン未接種の人に
重篤化する患者は出てきている。また後遺症も不明
多分、私があっちこっちに出かけ、
オミクロン株に感染し、それをうつしまくっても、
自分には大した問題がないでしょう。
ただ、世の中のどこかに、
そのために大きなリスクを被る人が出る可能性がある。
だから「ちょっとだけ、我慢する時間を作ってほしい」。
これが結局、「自粛」ということの意味なのだと思います。
となると、仕方ない、
ガッカリだけど、国や都からは援助もいただいた。
極力、社会機能の改善に協力するのが、
大人としては正しい態度になるのでしょう。
武士道の勉強をすると
武士たちが最も重んじた「義」という
概念がまず出てきます。
「義=正義」なのですが、
単に法律的なモラルということでなく、
お天道さんから見て、正しい選択をしているかどうか。
とくに「武士」というのは、
社会秩序を守るために
刀を持つ特権を与えられた階級ですから、
「神さまが自分を見たとき、自信をもって
『世の中のためになる行動をしています』と
言えるかどうかが大きな問題になったわけです」
無論、そこには様々な主張もあるでしょう。
ただ、何年もコロナ禍を過ごしてきて感じているのは、
「コロナなんて関係ない!」で
なんの対策もせずにやっている人は、
結局どこかで
「あそこは社員を大切しないものね」とか、
「よっぽど経営に苦労しているんだろうね」なんて
言われてしまっていること。
ここ数年、そんな話をどれだけ聞いてきたか……。
こうした評判は、
おそらくアフターコロナでの評判にも関わるのでしょう。
お天道さんが見ているかどうか知りませんが、
私たちは常に世間の評価を受けているわけです。
アメリカやイギリスでは、
すでにオミクロン株もピークアウトしている、とのこと。
そんなに耐える時間は長くかからないでしょう。
私も完全に自粛はしないかもしれない。
でも、周りに配慮し、決して自己正当化はしない。
何かがあれば責任を取れる範囲で実行する。
そんなふうに、今は少しだけ抑えながら、
自己本位にならずに行動を決めていきましょうか。