本の紹介6 大谷翔平・勇気をくれるメッセージ

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今日は本の紹介ですが、
昨年末に発売されている本。

大谷翔平・勇気をくれるメッセージ80
(児玉光雄著、三笠書房)

スポーツ科学の大家である児玉先生が、
その言動から、トップアスリートの考え方を
分析した本。
でも、ちょっと大谷翔平選手は、
通常のアスリートと違うところがありますね。

「ストイックというのは、
練習が好きではないというか、
仕方なく自分に課しているイメージ。
そうでなくて、
僕は単純に練習が好きなんです」

こんなふうに、
「マイペース」とか「自分らしさ」という
案外と身近に感じてしまう言葉が多いのが
大谷選手の特徴かもしれません。

考えてみれば、自分の「やりたい」を
貫き通してしまっているのが、大谷選手です。

でも、通常の選手が手の届かない
メジャーリーグの舞台で、
彼はそれを実現してしまっている。

前例や世の常識、他人の言葉や固定観念など、
私たちを縛り付ける要素は多いのですが、
そんなものに惑わされず
「こうしたい」と思ったことを実行してみよう。

「やってみる」ことが何より重要なんでしょうね。

一方で大谷選手は、こんな言葉も言っています。

「練習って、やりすぎることによって
フィジカル的にやりすぎて崩れてきたりすることも
あるんですよね。
感覚的にやりすぎて崩れることはけっこうあったので、
そういう意味で練習量を減らしてみましたけど、
これも1つのチャレンジかなと思っています」

楽しくない努力はしない。
無理せず、自分の望む方向を追いかけていくことが、
結局のところ自分にとって最も理想的な
生き方になっていく。

それはスポーツの世界だろうが、
ごく普通の仕事の世界だろうが、
まったく変わらないと思います。

案外とビジネスにとっても
目にウロコな「核心」を突いてくる大谷選手の言葉。

とても元気づけられる言葉ですから、
今の世の中が厳しい時期には響いてきますね。

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