「きさらぎ」の秘密
- 2022/2/1
- できる人研究所
まん延防止のなか、
いつのまにか2月になってしまいました。
歯がゆいですなぁ。
やっぱり発散できないエネルギーを、
爆発させたい人も多いのですかね。
今日、公園をのぞいたら、
走り回っている親子が何人か。
もうお正月からもずいぶん過ぎましたが、
凧上げをしている親子もいます。
学校も休みで、
親もテレワークになっているところが多いんですかね。
それで遊びに行けないから、公園で走り回る。
一方で隅の方を見ると、
ジャージを着た高齢者の方が。
備え付けの器具でストレッチをしています。
オミクロン株はあるし、
そうでなくても寒い日が続いているのに、
みんな元気ですよね。
2月といえば、日本では
「一番寒い月」というイメージも強いですかね。
古くは「如月=きさらぎ」なんていう
キレイな呼び方がされていました。
一体これ、どういう意味なのだろう?
キューティーハニーばかりが連想されてしまうのですが。
じつは本来
「如月=じょげつ」で、「きさらぎ」というのは、
日本独自の当て読みだそうです。
この「じょげつ」というのは中国からの言葉で、
「冬が終わって、新しい季節が始まる月」
「如く=ごとく=変化が及ぶ」
といった意味から来ているのでしょう。
ただ、先ほども述べたように、
日本では「まだ寒い月」なわけです。
そこで
「衣更着=きさらぎ=もう1枚、衣服を重ね着しよう」
という言葉を、
この月の名前に当てはめたのだそうですね。
寒くなるから、重ね着をして外に出る。
どうも古くから日本人、
「家に閉じこもっていよう」という発想は
あまりないようですね。
とにかくこの2月、
世の中の状況はどうなるかわかりませんが、
心や身体をいたわりながら
エネルギーをゆっくり蓄えていきましょう。