「歓喜の花」の秘密

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外出しようと家を出たら、
玄関の正面の崖のようなところに
不思議な花が咲いていました。

白い花の中に、たまに赤い花。
葉っぱは菖蒲みたいな感じですが、
高級感はあるものの、
どうみても誰かが植えたものではなさそう。

つまり雑草なのだけど、一体何なのだろう?

調べると「ヒメヒオウギ」という
花だそうです。

姫の秘奥義……?

なんだかドラクエとかFFとか
ロールプレイングゲームみたいなものを想像しますが、
そうではなく。
「姫檜扇」と書くらしい。

檜の扇とは、まったく想像できないのですが、
つまりは「ヒオウギ」という花があって、
それの小型版のような感じだから
「ヒメヒオウギ」になるそうです。

雑草とはいえ、これが植えられていても
何の違和感もないのではないか?

その通りで、南アフリカ原産のこの花。
そもそもは観賞用として
日本に輸入されたものだそうです。

ただ、生命力が強くて
いつのまにか繁殖して雑草化、
いまや日本全国の町の
コンクリートの隙間から顔を出すような
植物になっているそうです。

さながら植物界における
アメリカザリガニとか
ミドリガメに相当するやつなのか。
実際、環境破壊を危惧して
栽培禁止にしている県もあるそうです。

そんな危険な花ではありますが、
雑踏に可愛らしく咲いている姿を見ると、
ほっこりしてしまうことも事実ですよね。

調べるとちゃんと花言葉もあって、
「歓喜」とか
「青春の思い出」なんていうものもあるとか。

たまたまで遭遇する感動と
胸に湧き返る純粋なころの思い……。
なるほど確かにこれは
「姫・秘奥義」かも(笑)

せっかくなので記憶しておきましょう!

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