ビワの木の秘密
- 2022/5/26
- できる人研究所
近くの道を歩いていたら、
青空を背にして見事に実をつけていました。
梅雨前の今頃が旬なんだそうですね。
「ビワ」の木です。
正直、私はあまり、
この果物が好きではありません。
でも、子供の頃は近所中に実がなっていて、
結構、食べさせられた気がします。
そう思い出して近所を見れば、
最近、近くで、
ビワの木ってあまり見かけなくなったなぁ……。
実はあまり栽培する木として
ビワは人気がないんだそうです。
「縁起が悪い」とされているとのこと。
というのも、全体の3割くらいしか食べられないうえ、
食用に可能な実がなる可能性もあまり高くないとか。
その上で、
「桃、栗3年、柿8年」のあとで
「ビワは早くて13年」というほど
育つまでの年数がかかる。
そして育ったあとの根は、
家を倒してしまうほど頑丈だったりする。
それは嫌われますよね。
おまけにかつては実でなく
葉が薬草として使用されたため、
ビワの木があるところには病人が集まってくる
という噂があったとか。
それでいて栽培の難しさや
一軒家のマンション化が重なり、
どんどん木の数が減っていったわけですね。
それでも実には「クロロゲン酸」という
ポリフェノールを含んでいて、
血糖値を抑え、脂肪が体内に溜まるのを防ぐ
働きを持っているとか。
つまりダイエットにピッタリの果実でもあるんですね。
述べたようにちょうど
5月から6月が旬を迎える果物です。
農家で栽培されているものは
それこそ味も保証済みですので、
ぜひこれから食していただければいいのではないか。
ケーキとかジャムとか、
いろんな食べ方もできますしね。