災い転じて福となす

本日は賛否両論のなか、
安倍元首相の国葬が行なわれた日となりました。

近くの地下鉄の駅に行けば、
葬儀が行なわれている武道館の近くへ
アクセスできるからなのか?
関係ない気もするのですが、
駅周辺で警備しているお巡りさんを数えると、
18人……。

正直、こんな物々しいのは長くこの地にいて
見たことがないかも。
多くの駅周辺がこんな感じだったとしたら、
今日は少し異常な雰囲気の東京だったのでしょうね。

いずれにしろ
政治的な立場は賛否両論でしょうが、
葬儀とは死を乗り越えて
生者が次のステージへ踏み出すための儀式です。
日本人にとっては、
「1国を率いた首相が暗殺された」という異常事態を、
どう浄化していくかという儀礼。

「死を悲しむ気持ち」と
「2度と同じことが起こらないようにする意識」だけは、
どんな立場の人も共通に持てたらいいですよね。

画像も「浄化」に関係あるのか。
こちら「南天」の木と思いますが、
「難を転ずる」ということで
「災いを福にしてくれる木」
とされてきました。

じつはこれがある場所、
私にとっては子どもの頃から馴染みのある場所。
日本最大の国立大学の医学部門研究所
+病院がある広大な敷地なんです。

遊びとして、近道として、散策の場所として、
ジョギングコースとして、
私はずっと利用させていただいてきました。

ところがコロナ禍となり、
ここが対策拠点の1つとなって以後、
「関係者以外立ち入り禁止」の状態が
ずっと続いていたんですね。

裏口などの門は閉じたままで、
だから私も近道はせず、
ジョギングコースは変えていました。

ところが先日、2年くらいぶりか、
やっとここに入れるようになったんですね。
ちょっと感無量……。

コロナの時代も終わったんだなと、
この場所に来て、あらためて感じます。

いろんなことがあったここ数年ですが、
私たちはそれらを乗り越え、
次のステージに進まなければいけません。
災いを福にしていきましょう。

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