なぜ、お前は毎度、家に入ってくるの?
- 2022/11/15
- できる人研究所
季節は冬に近くなり、もう虫などは見なくなった
……と油断していると、
いつのまにかコイツが部屋にいることが
よくあります。
カメムシ……。
どういうわけか、締め切った部屋に、
いつのまにか入っている。
今日もハンガーを整理しようとしたら、
くっついていたので面食らいました。
刺すような害はないのですが、
バリバリ飛ぶ音はちょっと怖い。
かといって刺激すると、臭い匂いを発します。
だから仕事を中断し、
ときには1時間くらいかけて
一生懸命に追い出したりする。
まあ、高いマンションだったり、
普通のオフィスでは
そんなことないのかもしれませんが、
私の場合は確実に
仕事に対して悪影響をもたらしています。
緑のやつと茶色いやつ、
そもそも彼らはどうやって家に入るのか?
よく知られているのは、
「洗濯物につく」という手段です。
何でも白い服は乾くときに日光を吸収し、
ほどよく暖かいとのこと。
でも、私はベランダで白いものなんて干していない。
おそらくは洗濯物にくっつき、
「見つからなければ家に入れる」ことを
種族全体の知識として学んでいるのでしょうね。
実際、網戸の隙間とか、エアコンのパイプとか、
隙間があれば彼らは人間の家に入ろうと、
いつも虎視眈々と狙っているらしい。
でも、蚊と違って、血を吸うわけでもありません。
むしろ彼らの食物は植物ですから、
意味はないと思うのですが、
それだけ食べること以上に
「暖かい場所」を欲しているんですね。
ならば冬近くでなく、
夏に動けよと思うのですが、
天敵が多い事情もあるのでしょう。
ようやく「自分達のシーズンだ!」と動き出したものの
ついつい暖かい人間様の家に惹かれてしまう……。
何だか自分たちの
根性なしを省みてしまいますが(苦笑)、
人間にとっては迷惑な話。
でも、まあ暖かい家の中で生活をしていける環境に
私たちは感謝すべきなのでしょうね。
なお追い出すには、
ちょっと時間はかかるけれど、
窓を開けてから、殺虫剤を部屋にまいていくのが
一番「安全」のようです。
体液は臭いだけでなく、かぶれの原因にもなるので、
直に掴むのはNGですね。