冬至の日の過ごし方

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12月22日は「冬至」です。
1年で一番、夜が長くなる日。
カボチャを食べたり、
柚子湯に入ったりするのも冬至の風習ですね。

北陸では雪が大変なことになっています。
東京も今は雨が降っていますが、
今日は寒そうですね。

じつは冬至というのは、
「新年」と非常に強く結びついています。
というより、冬至の延長でクリスマスができ、
12月が1月になるのが、この時期になりました。

それはようするに、
「夜が最も長くなるから」。
実際、北極圏の辺りでは、
昼がまったくなくなってしまうわけです。
1日中夜、ということ。

そして「この1日中夜」の日を過ぎれば、
太陽の高度はどんどん高くなり、
夏至のピークに向けて昼もどんどん長くなる。

つまり、冬至の日に古い太陽が死に、
また新しい太陽が再生する。
それで12月をもって古い年が終わり、
新しい年が始まることになったわけです。

古代、北極に近いバイキング世界では、
冬至の時期に「ユール」という
お祭りをしていたそうです。

これがいつのまにか
「ミトラ神」という神様のお祭りに変わり、
キリスト教の世界になったら、
いつのまにかイエス様の降誕祭となった。

その影響でなんとなく日付もずれ、
25日にクリスマスがあり、
31日に1年が終わる調整になっているわけです。

ちなみに古代の中国でも、
冬至は1年の始まりだったようです。
太陽の運行を見れば、一番わかりやすい
新年の始まり方だったのかもしれません。

なのでまあ、私たちもそろそろ
本格的に来年のことに頭を使おうか……。

正直、私はまだまだ
今年にやらなければならないことが
たくさん残っている現状ですが、
いい年を迎えられるよう
これからラストスパートをかけていきましょう。

画像は飛行機雲ですかね。
この時期の晴れた空は清々しいです。

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