「数の子より高いタコ」の謎

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暮れも押し迫っていますが、
まだ仕事締めすることなく、
原稿を書き続けています。

仕事量が多いのか、
それとも歳をとって、
執筆スピードが落ちているからか。
何だか忙しい年になっていますねぇ……。

ともあれ、年末になると
家の用事もしなければなりません
とくに今は母親の足の調子が悪いということで、
今日は渋々ですが、
「おせち料理」の具材を買いに行きました。
まあそんなには用意もしませんが。

で、そんな正月用買い物の初体験をして、
知ったことは何より「地球温暖化」でした!

どうしてそこにつながるのかといえば、画像。
これ、「酢だこ」ですね。

私の古い感覚では、お節で高いものといえば、
「数の子」です。
その昔は「黄色いダイヤ」なんて言われました、
だから「高いんだろうな」と覚悟をして買います。

ところがそれよりも、ずっと高価なものがあった。
タコ……。
えっ、それって常識なの?
なんかタコ焼きとか、タコ刺しとか
普通に食べている気がするのだか……。

調べると常識なんかではない。
酢ダコのタコが高騰しているんですね。

じつは酢ダコのタコには、
主にアフリカ産のものが使われているらしい。
モータリアとか、モロッコだそうですが、
これが全然、獲れなくなっているとのことなんですね。

理由は何より、地球温暖化の影響らしい。

じつはアフリカに限らない、
明石でも、北海道でも、中国でも、
タコはかなり漁獲量が減っているそうです。

世界的にはタコは「悪魔の動物」のように言われ、
文化的に食べないところが多かったと聞いています。
だから「タコの怪物」って、
欧米には多いですものね。

ところが日本から寿司が伝わり、
たこ焼きが伝わりで、
いつしか「タコを食べる国」が増えてきました。
それで乱獲するようになったのも、
近年、減っている理由になっています。

美味しいものをいつまでも食べるためにも、
地球環境ことは、
まじめに考えなくてはいけない時代になっています。
来年くらいには、
「タコの代わりにタコ焼きに何を入れるか」が
議論になるかも。
たこ焼きがイカ焼きになる日も近いか。

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