「恵方巻き」の仕事術

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今日は「節分」で食べたこちらの紹介、
「恵方巻き」ですね。

今年は物価高騰の影響で、
「値段を例年と同じくするため
品目を少なくした」という話がありました。

それでも、マグロに、イクラに、
サーモンに、貝柱に、イカに、エビに、
ズワイガニに、卵焼きに、キュウリにと、
9品目が入っています。

それで、1000円以上の値段はするのですから、
こんな無茶な海苔巻きにするより、
握り寿司で食べたほうがよっぽど得で
味も楽しめるのではと思ってしまう。

でも、縁起物だし、
普通の寿司は売っていないしで、
なんだかんだ言いながら食べてしまう。

南南東を向きながら、
バラバラにこぼれていくネタを回収しながら、
一気に食べてしまいます。
まあ、美味しいですけどね。
よき1年を期待しましょう。

この恵方巻き、別に節分行事の
伝統にあったわけでなく、
80年代に大阪のコンビニで売り出したのが
きっかけだそうです。

もともと大阪の海苔業界が、
節分の日に「海苔祭り」という
イベントをやっていた。
それはあらゆるネタを入れた大きな海苔巻きを
早食い競争で食べるというものです。

これにヒントを得て、
「一気に食べれば幸がある」ということで
大きな海苔巻きを売り出したんですね。

評判だったから、
次の年も次の年も、売るようになった。
段々と人気が広がっていき、
今や日本全国で食べれるようになっている
……とすれば
「伝統もどき」を作り出したこのアイデアは
かなりの成功と言えそうですね。

毎日毎日売れなくてもいい。
1年に1回、確実に売れるものを作る。
他にもいろんなアイデアは
考えられるかもしれません!

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