春の弁財天さま
- 2023/2/5
- できる人研究所
こちらは神奈川県の寒川神社から、
歩いて10分くらい。
「根岸弁財天」と名前がついている
弁財天さんの像ですね。
画像だとわかりにくいのですが、
後ろには小さな池があり、
鯉が泳ぎ、鴨がやってきています。
些細な公園になっていますが、
大変のどかな場所ですね。
近くにある寒川神社とは、
あまり関係がないらしい。
ただ、起源は1600年代とそこそこ古く、
農業用水を引くために池を作り
弁財天さんを祀ったそうです。
それが80年代になって再興され、
この像が置かれたそうです
お賽銭なども入れられようになっていますね。
観光ガイドなどでも
おそらくはまったく紹介されていないと思いますが、
前に神社にお参りに来たとき、
コンビニかなんかを探して
この辺で迷ったことがありました。
そのときにこの弁財天さんを
たまたま見つけたのですが、
なぜか顔を見ると癒される気がして
なんとなく運気が上がる……気がする(笑)
それで神社にお参りに来たときは、
毎回、足を運ぶようにしているんですね。
小さな公園ですが、いつまでも健在であったほしい。
ちなみに私が来たとき、
私以外の人間が、この公園にいるのを
じつは見たことがない(苦笑)
まあ「弁財天さん」というのは
七福神の紅一点で、インド出身の神様。
「才能」を司るということで、
音楽や芸術、学問から、
戦闘の神様にもなっています。
でも、もともとは水の神様だとのことで、
だから隣の蛇がその象徴になっています。
人間の才能の核心には、
水が存在している……というのが、
古代インドでの考え方だったのでしょうね。
節分が終わったら立春、
つまり暦の上ではもう「春」ということ。
これからは暖かくもなっていくでしょうから、
生命のエネルギーを十分に蓄えて
いろんなことに励んでいきたいものです。