「いちばん小さな満月」とはどんなだろう?
- 2023/2/6
- できる人研究所
2023年の2月6日は、
「スノームーン」と呼ばれる満月が
見られる日だそうです。
雪の月……なんとも幻想的ですね。
これは前にも紹介しました。
「実際に雪が降っているかどうか?」に関係なく、
月を見て1年の行動を決めていた
アメリカ先住民族の呼び方にならったものです。
彼らは各月の満月に、
それぞれ別の名称をつけました。
2月はちょうど
雪が多く降るシーズンの満月だから
スノームーン。
ちなみに1月は「ウォルフ・ムーン(狼の月)」で、
3月は「ワーム・ムーン(芋虫の月)」だとのこと。
それぞれの活動にやはりちなんでいるのでしょうね。
くしくも大雪を味わったばかりの日本。
といって東京では雪の
「ゆ」の字も今年は見ていませんが、
札幌では数年ぶりの雪まつりも開催しています。
場所によっては雪景色の中の、
幻想的な満月が見れそうですね。
そんなスノームーンですが、
じつは1年の満月の中で、
いちばん小さく見える満月なのだそうです。
なんで満月が大きくなったり
小さくなったりするのかといえば、
月は地球の周りを円形に回っているわけでなく、
楕円軌道で回っているから。
つまり、今は月が地球から
最も遠く離れた位置にあるわけですね。
現代人、とくに都会に住んでいる私などは、
自然のものに対する感性は落ちているのだろうと思います。
だから毎日、月を見る機会がある人というのも、
少ないのではないか。
マンションだと外の風景を、
あまり見ない方もいますよね。
だから「普段の月の大きさはどれくらいか」と言われても、
おそらくはあまりイメージが湧かない。
それはそれで、
想像力の低下を意味しているのだと思います。
ちょうどいい機会、
見た目で月の大きさがどれくらい違うのか、
今日は空を見上げて確認したいものですね。
毎日の生活で起こっている微妙な変化を、
できるだけ私たちは感じ取るようにしたい。
そのことは生きていることの充実感に
つながるような気がします。