ツバメが繰り返しくる場所は繁盛する!?

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こちら画像は港区の
「いきいきプラザ」のある場所ですが、
勉強会では使ったことがありません。
ただ、私の家からは近所で、
災害のときの避難所にもなっている場所。

見上げてみたら、会議室のところの窓に、
ツバメの巣ができていました。
ヒナもちゃんといるみたいですね……。

そういえば昨年も、その昨年も、
同じこの場所に巣ができていたような気がします。
毎年の恒例になってきました。

昨年あった場所に、
今年も同じようにツバメが巣を作る……。

けっこう頻繁にあるようで、
統計をとると、実は15パーセントなんだそうです。
意外に多くありませんよね。
気がつかないところで、
実際は「今年はあそこ、やめよう!」と
回避されている場所が多いんですね。

これは理由があります。

というのも、ツバメの夫婦は、
毎年、同じカップルが同じように来ているようで、
本当はそうではありません。

卵を産み、巣立ちさせると、
その時点で夫婦は解散。
悲しいことに離婚するんですね。

そしてしばらく独身生活を楽しんだあと、
また出産期に新しいカップルを作ります。
そして再婚組がまた巣作りで、
日本の都市にやってくるんですね。

不可思議ではありますが、
「夫婦仲がよい」とされているオシドリも、
本当は同じように離婚と再婚を繰り返す
ライフスタイルになっています。

すると毎年やってくる場所で、
昨年もその場所に来たツバメは、
旦那さんか奥さんのどちらかになるわけです。
両方ということはない。
お互いに「ワタシの昨年の巣はよかったわよ」
「いや、僕の巣の場所のほうが快適だったよ」と、
相談の上で場所を決めています。

つまり、そうして選ばれる巣は、
「どちらかを説得できるほど印象がよかった」
ということになるわけです。

環境がいいということもあるでしょうが、
人間があたたかく巣を見守り、
外敵からツバメたちを守ってくれることも
大きいのでしょう。

考えてみれば、それだけの「余裕がある場所」であり、
「優しい人々」が集まっている場所ですから、
繁盛するのも当たり前なのでしょう。
古くから「ツバメがくる家は繁盛する」と言われるのは
納得します。

ツバメが毎年来るように場所を目指すのは、
私たちにとっても「成功の秘訣」なのでしょうね。

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