賢者の言葉13 実行するまでは何事も不可能に見える

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

「実行するまでは何事も不可能に見える」
(It always seems impossible until it`s done.)

本当は「できること」でも、
成し遂げられていなければ、それは不可能に見える。
やってみれば人生、
できることはたくさんあるんだ……と。

こちら南アフリカで
黒人差別政策「アパレルヘイト」を撤廃し、
ノーベル平和賞を1993年に受賞した人物。
ネルソン・マンデラ元大統領の言葉です。

7月18日は、そのマンデラさんの
誕生日だったということで、
「ネルソンデー」と言われているそうです。

すでに過ぎてしまっていますが、
この「ネルソンデー」に「やるべきこと」と
国連定められていることが1つあります。

それは1日だけでいいから、67分だけ。
自分のためでなく、
他人のために尽くす時間を作ろう
……ということですね。
マンデラ大統領が人生の67年を、
人種問題の解決に費やしたことに
ちなんでいるのだそうです。

この67年が、どこからどこまでなのかは、
よくわかりません。

でも、27年の歳月を
反逆者として逮捕された刑務所で過ごし、
その間に必死に本を読んで学んだマンデラさん。

投獄されたあとは、黒人のみならず、
差別側である白人の理解者ともなることで、
味方を増やしていきました。

こうしてこの国で不可能と言われた
「法律による人種差別の撤廃」を、
平和的に実現することが可能になったわけです。

もちろん、人種差別の問題は、
今もなお残っており、
世の中にはたくさんの問題が残っています。
世の中どころか、
私たちはたくさんの「できるわけがないこと」に
日々、遭遇しながら生きていると思います。

でも、やろうとさえすれば、
不可能なんてないことを
ともかくも過去の偉大な人物は示してくれた。

だから1日のうちの、
ほんの1時間ちょっとでいいんです。
「無理」と思える夢や目標に対し、
何らかの奮闘をしてみる時間を作っていいのでは?

そんな小さな努力の積み重ねが、
自分を変えていくのだと思います。

関連記事

ページ上部へ戻る