「エンゼルスで最後まで
プレーするつもりで今までやってきましたし。
周りの声も含め、気持ちもスッキリ臨めたので、
これからプレーオフを目指して頑張りたいなと思います！」
誰の言葉かといえば、
大谷翔平選手の言葉。
このところ、本当にすごいことが起こっています。
てっきりトレードされるものと思っていたら、
エンゼルスの快進撃に合わせて
チームオーナーはトレードの消滅を決意。
かなり条件は厳しいと思うのですが、
「優勝決定戦に挑もう！」ということに
なったわけですね。
それに合わせて昨日はダブルヘッダーで
タイガース相手に連勝。
大谷選手は前半の試合で先発し、
完封勝利で九勝目。
後半の試合では打者として
２打席連続のホームランを打つました。
もう、神様の所業ですよね（笑）
さすがに前代未聞でしょう。
投手の補強もしたし、
怪我のトラウト選手も戻ってくる。
これからエンゼルスは、こんな試合を続けていくのか？
でも、勝率６割くらいでいかないとプレーオフは
厳しいとか。
でも、合理的なアメリカ社会で、
プロの大人たちが団結し、
こんな「奇跡に挑もう」といった
一種、バカげたチャレンジを彼らは始めたわけです。
よくよく考えれば、
子どもの頃に『メジャーリーグ』という
映画がありました。
あの野球好きの人の多い国で
セオリーを完全に無視する
とんでもない映画。
それでも大ヒットしたのは、
やはり「弱小チームがなんとかして奇跡を起こし、
プレーオフへの進出を目指す」
という物語だったからこそでした。
たぶんアメリカ人は、
「弱いチームが奇跡を引き起こして
連戦連勝していく」というのが
大好きなんでしょうね。
今、そんなドラマが可能になったシチューエーションで、
「やらなければどうするんだ」という
勢いになっている。
商業的にも「これはいける」と、
オーナーも考えたんでしょうね。
そんな「奇跡の夏」が始まっているメジャーリーグ。
私たちにとって何より嬉しいのは、
その中心になっている主人公こそが、
「私たちの愛する翔平さんである」という
間違いない事実です。
できれば長く長く、
このミラクルの効果が続いてほしい……。
毎日毎日、このところは
エンゼルスの戦果ばかり気にしています（笑）
