なぜ虫に刺されると、かゆくなるのか?

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上腕の、ちょうど力こぶができる部分が、
数日前からかゆくて仕方がありません。

見ると、虫に刺されたような跡が5か所。
そのうち4つは、
対のように2組で並んでいる……。

これ、ダニ……?

嫌だなあと思いながらも、ずっと
「キンカン塗って、また塗って」を繰り返したり、
ムヒを塗り込んだりしていました。

そんな折、朝にウォーキングをしていると、
かゆい部分が擦れて痛いことに気づきます。

そう、よく見るとこの部分、
シャツの袖がちょうど当たるところ。
そして袖にも、患部のところも
大量の汗で濡れています。

そうかこれ、汗が原因で起こっているのかな?

つまりはアセモ、ということか?
いや、赤く皮膚が盛り上がって、
真ん中に芯があるやつ。
「これ、どう見たって虫さされでしょ?」
と思いますよね。

でも、家に帰って「あせも」で検索すると、
そこにあったのは自分と同じような症状の写真。
場所も同じところを写したものが多かったです。

一体これ、虫さされなんだろうか?
アセモなんだろうか?

そもそも虫さされって、なんでかゆくなるのか?
おそらく人類は誕生したころから
それを体験しているのでしょうが、
じつは正確なメカニズムはよくわかっていないとか。
こういうことあるんですね。

ただ、「虫に刺されてかゆいのは、
毒が体に入っているからでしょう?」と
思っていたのは、
100パーセント正解ではありません。

その毒物に対し、皮膚が反応して
抗体のようなものを出すから、
かゆくなるんですね。

「ヒスタミン」などのホルモンが知られていますが、
要するに「かゆみ」を生み出しているものは。
私たちの体から出ているわけです。

一方で、「アセモ」というのは、
大量の汗によって汗腺の一部がふさがることで
起こる症状のようです。

アンモニアなどの毒物が皮膚を刺激し、
皮膚は抗体をつくって反応する。
それでかゆくなる……のですが、
やっぱり体から「かゆみ成分」が出ているのは、
虫さされと同じなんですね。

だから、結局この2つは、
判別するのも難しいとのこと。

でも、ダニやら蚊ではなく、
自分の汗が原因と思えば、腹は立たず、
精神的にはいいか?

人間がかゆみを克服する日は、
果たして来るのでしょうかね。

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