今どきの高校生の凄さを見た!!

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本日は夏の高校野球、
全国高校野球選手権の決勝戦。
慶應高校が107年ぶりの優勝ということでしたね。

高校野球が始まったのが1916年ですから、
第2回大会以来の優勝。さすが伝統の学校です。

何より野球場で慶應の校歌や応援歌を聞くと、
早稲田大学時代に何度も体験した
早慶戦のことを思い出しました。
スタンドで応援している人たちが、
ちょっと羨ましかったですね。

画像は優勝が決まった瞬間の、
慶應のエース、小宅雅己投手ですが、
中学時代に慶應の自由な監督方針を知り、
「絶対この学校に入りたい」と
受験勉強で普通に合格して入ったとか……。

いや、慶應義塾ですよ。
スポーツに専念していた中学生が、
いくら努力したって簡単に入れないでしょう?
……なんて思うのですが、
それを実現して、2年目の夏にエースとして
マウンドに立っている。

そりゃあ、このチームは強いですよね。
そんな選手が大勢いる、とすれば、
もうメンタルが土台から違います。

ただ、試合を見させていただき、
一番びっくりしたのは、
戦った仙台育英高校の選手たちでした。

何がすごいかといえば、9回の裏です。

6点差で負けて切羽詰まっているのに、
どういうわけか、
皆、笑顔で楽しそうにやっている。
一体これ、どうしたんだろう?

実はこれ、須江監督の方針で
困難な場面でも落ち着いてプレーに集中できるよう、
「ピンチに笑顔で」ということを
徹底しているんだとのこと。

ただ方針として掲げるだけでなく、
ピンチの瞬間を脳内で思い描き、
それでも楽しめるようなメンタルトレーニングも
実際に行なっているそうなんです。

それで負けたときは相手を称え、
「グッドルーザーであれ」というのを
チーム方針に掲げているとのこと。

なるほど、そんなチームだから、
おそらく仙台育英はこの次もその次も、
何度も甲子園に戻ってくるのでしょう。

彼らが大人になり野球を辞めたとしても、
どんな分野でも活躍できそうな気がします。
野球だけでなく、いろんなところで
ぜひ取り入れてほしい教育の方法ですね。

高校野球、勉強になります!

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