スーパーで安売りしていたので、
久しぶりの購入したバドワイザーのビール。
先日はバスケを観ながら
美味しくいただいたのですが、
ふと思う。
「バドワイザーの缶って、こんなに格好よかったっけ?」
おまけにブランド名より目立っているのが、
「Wasted Youth」の文字。
「無駄になった青春」と訳せますが、
どういう意図なんだろう……?
調べてみると、じつはスペシャルなことでした。
こちら30代にして世界に認められた、
日本人グラフィックデザイナー、
「VERDY(ヴェルディ)」さんが
バドワイザーとコラボしたデザイン。
青春時代の日々は、
すべてを無駄に過ごしているようで、
じつは無駄な経験なんか1つもない
……という意味を含んでいるそうです。
コラボは昨年のことだったそうですから、
余った商品が現在、
たまたま安売りで売っていたのでした。
それにしても、
かのアメリカの有名ビールブランドと
提携したVERDYさん。
彼が何者かといえば、
今、バンドのロゴや
ストリートアートのデザインで、
大人気になっているアーティスト。
「Vogue Japan」によれば、
今、世界のモード界で注目を集めている
アーティストなのだそうです。
その夢の1つが、
バドワイザーの缶をデザインすること。
実力でその夢を実現したVERDYさん。
1年遅れとはいえ、
そんな日本人が世界に羽ばたいた仕事を
ここで垣間見れたのは嬉しいですよね。
ちょうど日本のバスケが
世界に名を上げたタイミングでしたし。
大阪から東京に出てきて、
しばらくはグラフィックアーティストとして
生計を立てるのも難しく、
精神的に苦しかったというVERDYさん
でも、「辞める理由でなく、
続ける理由を探していこう」という気持ちで、
諦めずコツコツと作品づくりをした結果、
現在のブレイクにたどり着いたそうです。
若き才能はどんどん日本からも飛躍できている。
おっさんも負けてはいけないですね!