世の中にはやはり「すごい人」がいる!

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「結果は幸いしたが
それに見合った力があるかといったら、まだまだ。
この経験を糧に
実力を高めていかないといけないのかなと思います」

ものすごく謙虚な言葉ですが、
こちらは史上初のタイトル8冠独占を成し遂げた
藤井聡太名人の言葉。

むろんタイトルが8つになったのは、
2017年のことですが、
それにしても21歳で他を寄せ付けない
圧倒的な強さ。
すごいですよねえ。

とくに今回の「王座」戦は、
予選があり、トーナメントがありという、
長い過程でとれるタイトル。

それでも相手にラッキーな勝利を許さない。
圧倒的な集中力と、
圧倒的な分析力があるからこそ
成し遂げられる成果なのだと思います。

特に今回、夜の7時くらいのニュースに登場していた
藤井名人の師匠、
杉本昌隆8段は、
相手の前王座、永瀬拓矢さんのほうが
圧倒的優位と言っていました。

その永瀬さんは
「堅実で負けない将棋」を指すので
定評のある棋士だと聞いています。

堅実なタイトルホルダーが、
優位な状況の中で、
負けることのない1手を打ち続ける中で、
逆転勝利をすることなんて
実際、できるのだろうか?

将棋のことはあまりわからないのですが、
それでも決定的な一手を打たれない
回避策を打ち続けながら、
相手のミスを誘い、
一瞬で盤上をひっくり返すような策を
打ち出すしかないですよね。

絶対に諦めない
絶対に油断しない
絶対に思考を止めない

これ、私たちがあらゆる困難に遭遇したとき
「やらなければならないこと」
なのかもしれませんね。

それでも決して勝利に慢心することなく、
次のステージを目指していく。

21歳から学ばなければいけないことは、
たくさんありそうですね。

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