賢者の言葉24 日本人が決して忘れはならない人物

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「たとえ他人よりも遅れをとろうとも、
正しき道を踏み外してはならない」

誰の言葉かといえば、近代日本をつくりあげた人物。
そう、明治天皇ですね。

11月3日といえば「文化の日」ですが、
そもそもこの日が
明治天皇の誕生日だった……ということを
どれほどの人が知っているのか?

日本が敗戦したとき、
GHQは国粋主義を排除しようということで、
明治節だったこの日を廃止させようとした。

だから時の政府は、
この日を日本国憲法の公布日にして
記念日に残そうとする。

でも、憲法記念になるのは、
施行した日でしょ……と、認められない。
んじゃ、「文化の日なんてどう?」と。
強引に残した「明治節」ですが、
誕生日だったことを忘れられては
あまり意味がありませんね。

そもそも「文化の日」に認定されたのも、
明治維新以後、天皇陛下自らが一生懸命に
欧米の知識を学び、
この国のレベルを列強と並ぶ水準に引き上げようと
努力したから。

象徴的なのは、陛下が自ら発布している
「教育勅語」でしょう。
全文はここで紹介しませんが、
最後、
「私は皆さんと一緒に勉強し、
日々、学んだことを実践していくつもりです」と。

国民と一緒に、自分自身も学びながら、
成長していくことを誓っているわけです。

その一方で、成果を出しながらも、
多くの犠牲者を出した旧氏族のVIPたちや
軍人たちを批判もしていました。

だからこそ激動の時代に
ストレスも多大だったのでしょう。
お酒好きがたたり、59歳の若さで亡くなっています。
そういえばワインを日本に普及させたのも
明治天皇でしたね。

それでも世界のリーダーとして、
とくに第三国の君主から尊敬された天皇。
明治以後、アジアの国でありながら、
日本がずっと欧米と同じ側の先進国で居続けたのも、
そんな君主を日本が頂いていたからなのでしょう。

この日が「文化の日」である理由として、
ぜひ記憶に留めておいてください。

そういえばしばらく、
明治神宮にも行っていたなかった。
ストックがなかったので、
画像はACフォトからになりました。
行かないとなあ……。

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