2023年、今年もお世話になりました!

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いよいよ、2023年も
あとわずかになってきました。
いつになく暖かい大晦日でしたね。
大掃除などをするには
ちょうどよい日になりました。

さて、もうすぐ2024年ですが、
来年は「龍」の年になります。

画像は会社で作った来年の年賀状。
正直、業界的にも、友人知人でも、
最近では年賀状を出す人が減ってきています。

でも、きちんと送ってくださる方には、
年賀状を出そうと。
こうしてイラストレーターのWatanabeが、
年賀状用の絵を描いてくれました。

なんでも「登竜門」をイメージしたとか。
なるほど鯉が登っていますね。

この滝を登り切った鯉だけが、
竜になることができる。
厳しい困難を乗り越え、
成功へのステージを目指していこう……!
そんな言葉ですね。

そこまでは有名。
でも、この「登竜門」という言葉を有名にした
古代中国の政治家といえば、
誰だか知っていたでしょうか?

それは紀元1世紀、後漢の時代の
李膺(りよう)という人物。

彼を有名にしたのは、
「党錮の禁」という事件です。
時の皇帝が自分に反対する部下たちを
大粛清しようとしていたのですが、
李膺はこれに
「国に貢献してきた功労者に何をするんだ!」と、
大抗議。

結果、処刑は免れたものの、
国外追放になったそうですが、
それくらい正義感の強い人物だったわけです。
のちに彼は復帰しています。

正義感が強いだけに、
彼によって選ばれるのは至難の技。
頭がいいだけでなく、人格的に完成された人でないと、
李膺は重要ポストに採用しませんでした。

その難関を称して、
「登竜門」と呼んだのだそうですね。

つまり大事なことは、
「賢い人」とか、「頭のいい人」を目指すのでなく、
「人から選ばれる人になりなさい!」
ということ。

アイデアを持った人や、能力のある人は、
たくさんいるんです。
でも、人の気持ちを読み、相手が望むことを
的確に実行する人がいない。
だからビジネスは伸びていかない。
これはたぶん、日本の課題でもありますね。

ならば来年は、皆で登竜門を越えることを
目指そうではありませんか!

選ばれる2024年を目指し、
来年も頑張っていきますので、
皆さま、来年も何卒よろしくお願います。

今年1年、ありがとうございました!

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