早くもわかりやすい「春の兆し」
- 2024/1/24
- できる人研究所
画像、わかりにくいかもしれませんが、
梅の花の中に2匹、小さな鳥。
メジロ……ですね。
スズメより小さな、緑色の可愛らしい鳥。
目が大きいのが、その特徴。
今年初めて、というか、
家の周囲では久しぶりに見かけました。
ちゃんと生存していてよかったです。
春の到来を予感させる……ということで、
よく「ウグイス」と混同されます。
多くの人が「ウグイス色」といって
想像する緑色は、
おおむねこのメジロの緑色ですね。
黄緑に近い、爽やかな色です。
本物のウグイスは、どちらかといえば
茶色い近い色をしています。
メジロに期待しても、残念ながら
チーチーとしてしか鳴かないですよね。
それにしても、こんな小さな鳥が、
よく都会で生きていけるものだな……と
感心してしまいます。
カラスとか大丈夫なのだろうか?
メジロが繁殖できる理由には、
1つにこんな他の生物があまり活動していない時期に、
「花の蜜」という、
普通なら昆虫しかエサにしないものを
食べ物にしている点にあるのでしょう。
だからあまりライバルが存在しない。
といって、桜の季節ならともかく、
こんな時期に咲いている花なんて、
そう多くありません。
だからその昔は梅の木にメジロが群がって
ぎゅうぎゅう詰めになり、
「メジロ押し」なんていう言葉が生まれたとか。
狭いところにギッシリ集まる修正があるようですね。
もう1つは、
かつてメジロの生存危機になっていた要因に、
人間による捕獲があったとのこと。
可愛らしい鳥ですから、
ペット用に捕まえる人が昔は結構いたようです。
これが十数年前に禁止された
……ということで、
最近はメジロの数が戻ってきているんですね。
まあ、なかなか発券するのは簡単でありませんが、
見ていて飽きない鳥です。
遠くから観察するに留めておきましょう!