賢者の言葉30 打たれても打たれても、立ち上がるから応援される

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「理想を放棄することにより人は老いる。
信念を持てば若くなり、疑念を持てば老いる。
自信を持てば若くなり、恐怖心を持てば老いる。
希望を持てば若くなり、絶望を持てば老いる」

こちら、昨日に紹介した
88歳医師の
読むだけで気持ちがスッと軽くなる本
(三笠書房、1265円)

に紹介されている言葉ですが、
誰の言葉かといえば、第二次大戦のとき
連合国最高司令官を務めた
ダグラス・マッカーサー元帥のもの。

1月26日は、その誕生日だった日のようですね。
生誕124年になるそうです。

マッカーサーといえば、
賛否両論に評価の分かれる人物でしょう。
昭和天皇との信頼関係もあり、
日本では尊敬されることも多く、
道路にもその名を残しています。

ただ、朝鮮戦争では
朝鮮戦争で大敗北をしたあと、
原爆を使う作戦を真面目に提案していました。
時代が時代ではあったのですが、
暴走するマッカーサーを当時のトルーマン大統領は
解雇しています。

そのときに寂しく語ったのが、
「老兵は死なず、ただ消えゆくのみ」
という言葉ですね。

それでも彼が愛されるのは、
決して引退することなく、足掻き続けたから。

自分を解雇したトルーマン大統領を
引き摺り下ろそうと、
一時は共和党の大統領候補にまでなったわけです。

結局は候補になれず、後に大統領になる
アイゼンハワーさんに席を譲ったのですが、
その後も、アメリカの企業の会長になったり、
フィリピンの軍事顧問になったり、
64年の東京オリンピックに関与したりと、
存在感を示し続けました。

今のトランプさんもそうですが、
アメリカ人は何度も何度も打ちのめされても、
それでも戦い続けようとする人を
応援するような傾向があります。
日本にもそういうところはあるかもしれませんね。

諦めたらそれで終わり、
とにかく前に進もうとさえすれば、
いつか誰かが応援してくれる。

そう信じて突き進む人が、
結局は何らかの結果を手にすることが
できるのでしょう。
そのことを忘れてはいけませんね。

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