「女神の月」になりました!

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画像はボッティチェリの
『ヴィーナスの誕生』ですが、いよいよ4月。

4月はこのヴィーナス、
つまりギリシャで言うところの
「美の女神・アフロディーテ」の
月ということですね。
英語でいう「エープリル」は、
「Aprodita」のアルファベットから
誕生しているそうです。

なぜ4月が「美の女神なのか」といえば、
もともとは花を咲かせる
春の女神のような存在が、4月を司る神様として
存在していたのだそうです。

ところがギリシャ・ローマが世界を席巻したとき、
その女神が、ギリシャの美の女神に
置き換わってしまったんですね。

美しいものは、
美の最高神が生み出すのは当然のことだ……と、
アフロディーテの月になった。
とはいえ、これが本当のことかどうか、
実のところハッキリしません。

4月の情報というのは、なんせ不確定なデマが多い。
どうしてかといえば、そう、
「エープリル・フール」があるからなんです。

エープリルフールの起源も、その昔フランスで
16世紀に始まったという説がありました。

きっかけは4月1日に
皆が春のお祭りをする予定だったのに、
国王・シャルル9世が新暦を採用したことで、
1月にお祭りが延期されてしまったこと。

怒った国民は、4月1日に仕事を休み、
「嘘の新年」を祝う、大騒ぎを始めてしまいます。
これがいつのまにか伝統となり、
「エープリル・フール」が定着してしまった……。

長らくこの話は定説になっていたそうですが、
のちに「エープリル・フールの嘘だった」ということが
明かされました。
それらしいから信じられてしまったんですね。

そんなふうに「4月初めのこと」には、
それらしい嘘がたくさんあって、
どれが真実なのかハッキリしない。

だから「エープリル」の起源も、
「エープリルフール」の起源も、
本当は「よくわからない」というのが
確かなことのようです。

なるほど、4月1日はいろいろ
気をつけなければいけない。
でも、つく嘘は、
人を喜ばせるものであってほしいですよね

「入金すると言ったのに、嘘だった」とか、
そういうのはやめてほしい……。

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