目を凝らせば、彼らはそこにいる……

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最近、近所では鳥の声が
少しやかましくなっています。

夏に向けて、鳥たちが東京の町にも
集まっているのかな……。
そんな認識をしておりました。

そんな今日、ちょっと上空を見上げると、
ものすごい速さで、
くるくると旋回している奴らがいます。

あれはもしや……。

写真にもちゃんと写りました。
ツバメが来ていたんですね。

正確なことを言えば、
すでに3月の頃から、
ツバメは日本に来ていたようです。

でも、巣をつくり、活発に働きながら、
繁殖するのは夏までの時期。

とくにヒナは1日で
100匹くらいの虫を食べるそうですから、
親鳥にとっては一番忙しい時期が
これからやってきそうですね。

じつは車がたくさん通っている東京の国道でも、
上を見上げると、
さほど高くないところを
ツバメが飛び回っていたりします。
よく目を凝らしてみてくださいませ。

でも、ツバメに限らず、
東京に来ている鳥たちって、
普段はどこで暮らしているのだろう……?

そんなことを思っていると、
マンションの排水溝に元気よく入っていく小鳥が……。

おそらくシジュウカラと思いますが、
排水溝の中を除くと、
いつのまにかベッドのように
草が積み上げられていたりする。

奥のほうは曲がっていて、
よくわかりませんでした。

なるほど、ここならカラスや猫は入ってこないし、
ネズミなども上がっては来られないだろう。
蛇なら入れそうですが、
この辺りでそんなものは何年も見たことがありません。

そういえば国道の中央分離帯の植え込みなどに、
鳥の巣がつくられたりすると
聞いたことがあります。

私たちの視覚から逃れ、
実にうまいところに
彼らは安寧の地をつくっているんですね。

探してみると、案外と面白いかもしれません。

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