希望があるから……!!
- 2024/6/8
- できる人研究所
6月に入って1週間が過ぎましたが、
今日は母親を連れて、
糖尿病の内科に行ってきました。
前に通っていた病院の院長さんが
高齢で引退したため、
新しいお医者さんに変更。
しかも、家の近くのところに
通えることになったので、
非常に連れていく私もラクになりました。
ありがたいですよね。
それで新しくなった若いお医者さん、
真っ先にやろうとしているのが、
「薬の見直し」です。
今日は面談をしたのですが、
なんでも糖尿病の治療というのは、
その昔は
「何がなんでも血糖値を下げる」ということで
インスリン注射を打つことが行なわれていたらしい。
ところが高齢者に関しては最近、
「血糖値をそれほど下げなくてもいい」
ということが、
わかってきたというんですね。
したがって、インスリンの量を
もっと減らすことができる。
ということは、毎日、自分で売っている注射を
少しずつこれから減らすことができる、
ということになります。
これに喜んだのは患者である母親です。
「注射が痛い」というのは今さらですが、
本数が減るということは、
なんとなく「病気が改善している」のを
実感できます。
だから家に帰ってから、妙に喜んでいたり。
それで思ったのは、やはり大切なのは
「希望があること」なんだろうな
……ということです。
経営などが象徴的でしょう。
ベンチャーや中小企業にとって
今は厳しい時代が続いていますが、
「頑張ろう」とか、「耐えよう」と
リーダーが必死に鼓舞したところで
先行きが真っ暗な道についてくれる人は
なかなかいません。
「この仕事がうまくいけば、状況は明るくなるよ」とか、
「このプロジェクトならば、
起死回生できるはずだよ」とか。
とにかく希望をどんどん提示していける発想力こそ、
困難なときのリーダーには、
求められるのではないか。
小さい希望でも、
ちょっと頑張ったら幸せが待っている。
それを確信させることが大事なんでしょうね。
画像は、川崎大師にある池ですが、
金色の鯉が近づいてきて、
鶴の口からピューッと水が出ると、
「これってラッキーの兆しでは?」なんて
感じてしまう……。
こういうのって、案外と計算して
作られているのかもしれないですね。