6月の暑さのほうが8月より危険!?
- 2024/6/13
- できる人研究所
6月も中盤になってきて、少し暑い日が続いています。
12日は真夏日になった地方もあったそうですが、
体調を崩してはいないでしょうか?
最近よく言われるのは、暑さは真夏の8月より、
実は梅雨前の6月のほうが危険!
……という話があります。
実際、熱中症の救急搬送者の数を見ると、
2022年は8月が1483人。
6月が1870人と、
400人も多くなっているわけです。
6月は7月の2434人の次に、
熱中症になる患者の多い月になっているんですね。
この6月の熱中症、
「梅雨型熱中症」というんだそうですが、
なぜ8月に比べれば基本は低いのに
熱中症になってしまうのか?
それは自分自身を鑑みればよくわかります。
ウォーキングなどをするとき、
「まだ、6月だからな」なんて
汗をいっぱい出すウェットスーツを着込んで
炎天下に外に出てっているわけです。
ちょっとヘロヘロになって空を見上げれば、
ほとんどそこには夏の空。
注意しないといけないな……と思いますよね。
同じように、
「まだ6月だから」なんてクーラーをつけず、
暑いのを我慢して過ごしている方も多いでしょう。
私は冷風機だけは稼働させるようにしましたが、
この「まだ6月だから」の感覚が、
体に大きな負担をかけてしまうわけです。
それで体はまだ暑さに慣れておらず、
夏モードの準備もできていない!
しかも最近の温暖化の6月は昔よりも
ずっと暑かったりするし、
梅雨に入れば、湿度も無茶苦茶
上がったりするわけです。
そんな中で無理をすれば、当然、
熱中症にもなってしまいますよね。
要するに今、大切なのは無理をしないこと。
水をたくさん飲んで、
「いままでの6月」ではなく、
「令和の6月」にふさわしい対応をしていくこと。
変わっていく世の中に、
私たちの身体も適応していくことが
必要になるわけです。
にしても、夏前にこれでは、
先が少し思いやられますね……。