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「ウクライナ人であることを誇りに思うよ。
僕らのパフォーマンスに恥じるところはない」

こちら、サッカーのウクライナ代表、
ディフェンダーのティムチュク選手の言葉。

現在、ドイツで行なわれている
EURO2024、4年ごとヨーロッパのみの
ワールドカップですが、
惜しかったですね。ウクライナ代表。

戦火の国の状況にもめげずに、
予選を勝ち上がって出場権を獲得した今回。
でも、初戦のルーマニア戦で大敗してしまいました。

ところがその後、
スロバキアに逆転勝利し、
優勝候補のベルギーに引き分けます。

勝ち点4は普通なら文句なくトーナメント進出ですが、
どういうわけかこのグループは
皆が同じ勝ち点で並ぶ混戦となり、
初戦で大敗したことが災いして
敗退する結果になってしまったんですね。

しかし、よく戦時下の不利な中で
強国と張り合うことができたなと思いますが、
もともとウクライナといえば、サッカーの強国。

その昔には世界最高の選手の1人でもあった
シェフチェンコ選手がいました。
今のレブロフ監督は、その相棒だった選手です。

現在の代表にも
世界的な活躍をしている選手が大勢いて、
彼らは各国に散らばりながら、
ウクライナの子供たちを自国に招いたりして、
祖国をサポートする活動をしているとか。

また「ディナモ・キーフ」という
クラブワールドカップにもたびたび出場する
名門チームがあります

このチームのみならず、
ウクライナのリーグのチーム選手たちは
空襲警報が鳴ったら避難するような形で、
国民を喜ばすために試合を続けているんですね。

その昔には、ナチスドイツに占領されても、
サッカーでは負けなかったという逸話まである国。
簡単なことではめげません。

それでも何人かの選手は戦争の犠牲になり、
サッカー以外でも多くのアスリートを失っていることは
聞いています。

早く平和な時代が訪れ、
敵国の選手も平和的に参加できるようになった世界で、
最高のパフォーマンスを発揮することができると
いいですよね。

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