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「現在は彼らのものかもしれないが、
未来は私のものだ」

こちらの言葉は私の本
君はこの言葉を知っているか?』(主婦の友社)で
取り上げています。

クロアチア生まれのセルビア人科学者であり、発明家。
ニコラ・テスラさんの言葉ですね。
7月10日はその誕生日。
生誕168年になるそうです。

私の本は、成功者たちに刺激を与えた
偉人たちの言葉を紹介したもの。

このテスラさんに刺激された方といえば、
会社名にもしていますね。
テスラ社のCEOであり、
宇宙ロケットを飛ばし続け、
X(ツイッター)を運営する人物。
イーロン・マスクさんです。

ニコラ・テスラさんというのは、
不遇な科学者として知られています。

アメリカに渡り、ラジオ、モーター、
リモコン、X線など、交流電動機など
数々の開発に成功。
その功績は、LIFE誌が選ぶ
「1000年代において
最も重要な功績を残した100」に選出されるほど。

にもかかわらず、
彼はビジネスにおける成功者にはなれませんでした。

とくに発明王エジソンとの確執は有名で、
真っ向から彼と対立したテスラさんは、
結果的に失意の上、
経済的にも貧しいまま
生涯を終えることになってしまったわけです。

そんな孤高の人生にも共感したのか、
彼をリスペクトするイーロン・マスクさんは、
その発明である「交流電動機」の理論を応用して
電気自動車のメカニズムを開発しました。
そして自身の会社に
「テスラ」の名をつけています。

世の中にないものをどんどん創り出していこうとする姿勢。
ニコラ・テスラさんの敵わなかった夢は、
今はイーロン・マスクが実行しようとしている。
その先もその先も……と、
思いはどんどん未来につながっていくのでしょう。

こんなふうに人の思いは、
いつまでも誰かに引き継がれていくもの。
「今、うまくいかないから」と一時の成果のみで
自分の人生を判断してはいけないんですね。

別に死んでから先を考える必要はない。
1年後でも5年後でも10年後でも、
いつも未来を自分のものにする気持ちで
「現在」に力を注いでいきましょう!

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