50年経っても変わらない「恐怖」って何?

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映画の紹介、なんていうことをするのも
久しぶりですが、
なかなか映画館に行く機会はつくれていないものの、
最近はアマゾンプライムなどのお陰で
観ることだけは簡単にできるようになっています。

この映画もAmazonで観られる
2023年公開の映画ですが、
『エクソシスト 信じる者』
という映画

「なんだホラーなんか紹介するなよ」と
呆れる方もいらっしゃるかもしれません。

じつは7月13日は、
「オカルトの日」だそうで、
なぜかといえば、
最初の『エクソシスト』という映画が
日本で公開された日。

それが1974年のことで、
今年でメモリアルの50年を迎えるんですね。
それでアメリカ本国で
50周年を記念して公開されたのが、
この「信じる者」になります。

思い出せば、小学生の頃だったでしょうか。
映画館では観なかったものの、
テレビ放送の際に布団にくるまって
怖さに震えながら、妹と観ていた記憶があります。

悪魔に乗り移られた少女とその家族、
そして、その悪魔と戦う
「悪魔祓い=エクソシスト」の神父さんを
描いた作品ですが、
有名なのは少女が浮き上がったり、
その首が180度回ったりする場面ですよね。

こうした恐怖描写は、
今のあらゆるホラー映画の基礎になっているのですが、
すごいのは50年経った作品を尊重し、
『エクソシスト 信じる者』は完全な続編として
映画がつくられていることです。

ということは……ですが、
なんと50年前に登場していた女の子と、
そのお母さんが、この映画には出ているんです。

「そっちのほうが恐ろしい」とも
思ってしまいますが(苦笑)、
少女役だったリンダ・ブレアさんが、なんと65歳。

さらにお母さん役のエレン・バースティンさんは、
91歳にして
この映画に重要な役で出演しています。
なんでも出演料を若手の俳優を育成する
奨学金に回したそうですが、
すごい女優さんもいらっしゃるのですね。

そんな映画ですから、怖いだけでなく、
親子の複雑な思いや、
宗教を超えた人の連携も描かれています。

「怖いのが大丈夫」という方は、
50年の歳月を超えた人の思いを
観てみてはいかがでしょうか。

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