「皆がいないときこそチャンス」の発想

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いま現在、台風は
東北地方の東の海を進んでいるとのこと。

心配をしていたのですが、
東京はいたって静かですね。
雨も降っていない状況。
少し涼しくなっているのか、
クーラーも寒いから止めてしまいました。

ちょうど「お盆」と「台風」が重なった
8月の中盤になりました。

それでも思ったほど暴風雨にはなっていないから、
買い物に行ったのですが、
外にはやはり、人がほとんどいません。

人がいないことを予測したのか、
スーパーもあまり品を仕入れていないようで、
仕方ないから今日の夕飯は、
パンで済ませてしまいました。
なんだか世の中が、
止まってしまったような日になっていますね。

こんな日、仕事をしている人なんて、
いるんだろうか……?

そう思っていると、
なんと出版社から電話がありました。
相手は年齢的に息子でもおかしくない、
20代前半の若手編集者。
仕事についての打ち合わせを電話で少ししたい
……とのこと。

「休みじゃないんですね。みんな出社しているの?」
「いや、今日はほとんど来ていませんね。
だから会社も静かだし、電気も真っ暗ですよ」
「それでも〇〇さんは来たんだ……」
「逆に、はかどりますからね」

そういえば、自分も若いころは、
人がほとんどいないときを見計らって
会社に出社していたことが多かった日が
多かった気がします。

お盆の時期とか、土曜日とか。
上司もいないし、電話もかかってこない。
雑務をしなくていいから、なかなか普段できない仕事が
ガンガン進んだりする。
むしろ楽しかった記憶がありますね。

ただ、今は最初から
「明日はリモートで会社に来なくていい」
という会社も多いし、
世の中では「出社する」ということを
できるだけ避ける傾向も出ています。

そうすると「こんなときこそチャンス」と、
狙って仕事をするようなことが
なかなかできなくなる。

「だから何だ……」ということにはなりますが、
人と違う発想をする人や、
世の中の逆を行く人が、
あまり出なくなるのではないかという
危惧は感じますよね。

人がやらないことをする余地を
本当は世の中、用意してやらなければ
伸びる人材は出てこないのではないか……。

ともあれ、この日に出社した若手編集者が結果を出し、
また、台風の交通麻痺に引っかからず、
無事に帰ったことを祈るばかりです(笑)

画像は家の帰り道の途中にある花壇の
「手作り風車」。
台風の日だけれど、ほとんど回っていませんでした。
回っているときは1色になるんですかね。

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