人を従わせようとするのが、そもそもの間違い

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「わたしはルールブックには従いません。
頭ではなく心に従うの」

誰の言葉かといえば、
プリンセス・オブ・ウェールズこと
ダイアナさんの言葉ですね。

王妃の立場から一転、
女性として自由な人生を生きた方。
ウィリアム皇太子とハリー王子のお母さんであり、
今も世界中で多くの人が憧れている女性です。

8月31日は、彼女の命日ですね。

もう27年も前のこと。
突然に知らされた交通事故のニュースを、
今も覚えている人は多いでしょう。
大富豪だった恋人たちと乗っていた車が、
パパラッチの追跡を振り切ろうとした際の
衝突事故でした。

王室のルールや不実だった夫を振り切り、
王妃の身分を捨てて、
自由に生きようとした彼女は、
当時でもかなり賛否両論ではあったと思います。

でも、多くの慈善事業に
平和活動に……と、38年の短い人生ながら
残した功績はものすごく多くあります。

それも離婚してからのほうが、
かなり活発だったと思います。
自ら地雷原を歩いて危険をアピールした姿は、
今も有名ですね。

27年という歳月が経ち、
今や過去の習慣や原則によって人を縛るのは、
世界では不合理なものになりつつあります。

身分、人種、宗教、年齢、それに男女差まで、
様々なルールによって制限を設けることが、
おかしいことになっている。

そういう意味では、
ダイアナさんがはるか前に思い描いた世の中に、
世界は近づいているということが言えそうです。

にもかかわらず、
なんで日本の政治の世界には、
いまだ「昔のままの考え方」のような人が
多いんだろう(苦笑)

どこぞの県のごちゃごちゃしている問題を見て
そう思ったのですが、
そういう人がリーダーになっていること自体、
私たちはまだまだダイアナさんの理想に
追いつけていないんだなと、感じてはしまいますね。

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